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ブックマーク / umedamochio.hatenadiary.org (36)

  • My Life Between Silicon Valley and Japan - Web 2.0の踊り場について

    前エントリー「「Wisdom of Crowds(群衆の叡智)」元年」に「三上のブログ」からトラックバックをいただいた。案の定、僕がわざと使った「踊り場」という言葉への反応であった。 http://d.hatena.ne.jp/elmikamino/20070106/1168070930 梅田望夫さんが非常に意味深長なことを書いている。 「Wisdom of Crowds(群衆の叡智)」元年の最後で、私はある言葉に眼が釘付けになった。・・・・・・・ 私は梅田さんが「踊り場」という言葉を使ったことに驚いていた。と同時に一瞬「何か」が見えた気がした。「踊り場」の辞書的な意味は「階段の途中に,方向転換・休息・危険防止のために設けた,やや広く平らな所」(『大辞林』)である。まだ誰も正確には予想できない「方向転換」が「SNSやブログの枠組み」という「踊り場」で着々と準備されている。技術的なことはよく

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  • 2006年から2007年へ - My Life Between Silicon Valley and Japan

    「ウェブ進化論」が思いがけなくベストセラーになって、僕にとっては予想外のことが起き続けた2006年であった。こういう機会も人生に一度のことだろうと、少し無理をしてでも、新しい経験を求めた。 「ウェブ人間論」という形でになった平野啓一郎さんをはじめ、さまざまな新しい出会いがあった。こうした対談や、たくさんのインタビューや取材を受けながら考えたり、ネット上に溢れた読者の感想を一万以上読むことで、これまで考えてきたことを検証し深める素晴らしい機会が得た。反省するところも多々あった。何かを自分が書いたという責任を土台に、その内容を考え続けるというのはいちばんいい勉強法である。 ただこういう「ウェブ進化論」祭りも、どこかで区切りをつけなくてはいけない。年の瀬には、そんなことをずっと考えていた。メリハリをつけないと人生は必ずマンネリ化してしまうので、陳腐化する前に自ら変化しなくてはいけない。 ただ「

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  • 佐藤優の獄中での知的生活 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    「獄中記」(佐藤優著)を読書中。 拘置所内での生活は、中世の修道院のようです。中世の修道院や大学では、書籍は一冊しか所持することが認められず、それを完全に習得するか、書き写した後に次のが与えられるシステムだったそうです。拘置所もそれにかなり近いところがあります。私については三冊しか房内所持が認められていません。(中略) 案外、現在の環境で少数のを深く読む生活も気に入っています。(中略) 禁固刑ならば、書籍の差し入れと筆記具の使用が認められるとの条件の下で、何年でも耐えられるような気がします。(p40) 私三冊、宗教経典・教育用図書七冊、パンフレット十冊の枠を効率的に活用し、いかに知的世界を構築するかというのも面白い作業です。(p46) 拘置所生活も自分でリズムを作ってしまうと、それなりに楽しいです。過去数年間、否、十年以上にわたって、腰を据えてしたかったけれども、時間に追われ、でき

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  • 1976年生まれの米国「資本主義士官学校」留学記 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    僕自身は米国の大学に留学した経験がない。 大学時代から強烈な留学願望があったが、経済的事情などなどで結局それは叶わなかった。米コンサルティング会社に入ってからは、「留学したつもり」で社内転籍に申し込みサンフランシスコオフィスで修行したりしたけれど、やっぱり若いときの留学は羨ましいなと、岩瀬大輔「ハーバードMBA留学記」を読んで改めて思った。 ハーバードMBA留学記 資主義の士官学校にて 作者: 岩瀬大輔出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2006/11/16メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 23人 クリック: 334回この商品を含むブログ (65件) を見る岩瀬大輔は1976年生まれ。はてな近藤淳也やミクシィ笠原健治の一つ年下である。ハーバードビジネススクールで日人としては久しぶりにベーカースカラー(成績上位表彰)を取った俊才である。彼の前にベーカースカラーをとった日人は

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  • 人それぞれの個性について - My Life Between Silicon Valley and Japan

    「ウェブ人間論」が木曜に発売になり、週末にはアマゾン予約注文が家に届いたりしたのだろう、日時間日曜日午後くらいから、感想がネット上にたくさん載ってきている。「おわりに」でこう書いたが、 私は『ウェブ進化論』に対する感想を、ネット上で一万以上読み、そこからたくさんのことを学んだ。読者畏るべし、と思うことしきりだった。 全く同じことを「ウェブ人間論」の感想を読むことで感じることができてたいへん嬉しく思う。「シリコンバレー精神」のときは文庫化ということもあって、それほどネット上に感想が溢れるという感じではなかったから。 僕が平野さんとの対談をすべて終えて「おわりに」で何を書こうかと考えていたとき、まず頭をよぎったのは、僕と平野さんとの違いについてだった。 http://www.shinchosha.co.jp/wadainohon/610193/afterword.html たとえば、平野さん

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    j708
    j708 2006/12/17
  • 羽生善治三冠による「ウェブ人間論」書評「時代の変わり目の深い考察」 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    羽生善治三冠による書評「時代の変わり目の深い考察」が、新潮社「ウェブ人間論」公式サイトにアップされました。 http://www.shinchosha.co.jp/wadainohon/610193/review.html 「ウェブ人間論」は、ネット書店や早い書店では14日(木)から、遅くとも15日(金)には書店に並びます。 時代の変わり目の深い考察 羽生善治 (はぶ・よしはる 棋士) 『ウェブ人間論』には時代の変わり目に対して深く広い考察が示唆されている。多くの人が現代が変化に富んだ激動の時代を生きていると実感している。しかし、その実態や度合となるとあまりにも漠然としていて途方に暮れてしまう。梅田氏と平野氏の長いマラソンのような対話は全く異なるジャンルでありながら、それに対してもつれた糸を解きほぐすような地味で根気を必要とする意義深い作業のように思えた。 シリコンバレーに存住し、インター

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  • 極東ブログ(finalvent先生)の「ウェブ人間論」書評 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    「ウェブ進化論」「シリコンバレー精神」と今年は二冊のを出し、今週後半に「ウェブ人間論」が出るわけだが、三冊目にしてとうとうid:finalvent先生の「気」を引き出すことができたのかもしれない。当に力のこもった書評をお書きいただき、ありがとうございました。 [書評]ウェブ人間論(梅田望夫、平野啓一郎) http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2006/12/post_a97b.html 僕はものを書くときにいつも、「この人にどう読まれるだろうか」と意識している人が十人くらいいる。それは昔からの友人だったり、尊敬する編集者だったりと、ほとんどはリアル世界の知己であるが、ブログを書くことによって出会った「見ず知らずの人」としては、id:finalvent(心の中でいつも「finalvent先生」と呼んでいる)が、その十人の中の一人に

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  • 今北純一「ビジネス脳はどうつくるか」(文藝春秋刊) - My Life Between Silicon Valley and Japan

    今北純一さんの久しぶりの新刊が出た。 今北さんについては、「欧州の個人が持つ力強さの源泉」 http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001740.html および、「対談 今北純一×梅田望夫「欧州の真の力強さとは何か」」 http://www.mochioumeda.com/archive/chuko/010701.html をご参照ください。 さてこの「ビジネス脳はどうつくるか」の書評依頼が「の話」という文春の雑誌から来た。印刷物である「の話」に掲載されるのは少し先だが、読者層もぜんぜん違うのでどうぞと編集部から転載許可をいただいたので、その一部をここに転載しておこう。 私は大学生のとき、今北純一さんのデビュー作「孤高の挑戦者」(一九八三年)を読んで、ビジネスの世界にこんな生き方があるのか、と強い衝撃を受けた。今北さんが説く「たった一人のプ

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  • 感動の書「永久保存版 羽生VS佐藤全局集」 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    最近いちばん感動したがこれである。 宿命のライバル、羽生善治と佐藤康光の全局(公式戦107局目まで)の棋譜がすべて掲載された永久保存版である。感動したと言っても、このを全部読みつくす(当に味わいつくす)までにはきっと何年もかかるので、感動を予感したと言ったほうが正確かもしれない。 このには谷川浩司による「新しい将棋の創造」という文章が寄せられていて、その中にこんな一文がある。 二人の戦いは、互いに竜王位をかけて競い合った第26局までと、鋭角的な佐藤が総合力の羽生に勝てなかった第27局から第62局と、佐藤が大胆な作戦を用意するようことで存在感を示せるようになった第63局以降と、三つに分けられるようだ。 永久保存版 羽生vs佐藤全局集 作者: 日将棋連盟書籍出版社/メーカー: 日将棋連盟発売日: 2006/09メディア: 単行購入: 1人 クリック: 28回この商品を含むブログ

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  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 「志の高い人」茂木健一郎さん

    茂木さんとお会いしたのは雑誌「アエラ」誌上での対談が最初で、7月のこと。 先週が2回目。 http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2006/11/post_8972.html 来年さらに追加で対談をやって、いずれになる予定(詳しいことが決まったら欄でお知らせします)。 茂木さんのクオリア日記を拝読していると、読んでいるだけで目が回ってしまうほどの忙しさである。いまはインドにいるみたい。あらゆるチャンスを逃さず、いろいろな分野で活躍する旬の人に、貪欲に会い続けながら考えていらっしゃるようだ。 この対談のためにずいぶん茂木さんの著作を読み、講演をダウンロードして聴いたりしたが、茂木さんは「志の高い人」だとつくづく思った。 最近のクオリア日記では、この文章がとても好きだ。 http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/

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  • ショックと感銘に襲われた韓国少年とのやり取り - My Life Between Silicon Valley and Japan

    フォーサイト誌10月号「シリコンバレーからの手紙」(122)に書いた「ショックと感銘に襲われた韓国少年とのやり取り」 http://www.shinchosha.co.jp/foresight/web_kikaku/u122.html が、ネット上にアップされました。 ・・・・・・・ 札幌大学の三上勝生氏は「言語の壁を飛び越える15才」というブログ・エントリーでこう書かれた。この文章は、私が受けた軽いショックの中身をまさにそのまま解説したものと言える。たとえば私はこんなことを夢想した。我々の世代なら「精度が悪くて使い物にならない」と一顧だにしない「翻訳ソフト」の存在とその進化を前提に、ソフトで翻訳されたとき意図が正確に伝わる文章の書き方を、若い世代は自然に身につけていくのだろうか、それが三上氏の言う「思わぬ方向からのソリューション」であるかもしれないなと。 ところでときを同じくして、母校(

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  • My Life Between Silicon Valley and Japan:ハルキ・ムラカミと言葉の音楽

    ジェイ・ルービンの「ハルキ・ムラカミと言葉の音楽」が面白かった。 村上春樹は長い海外生活のあいだ、米国の大学で自著に関する講演や質疑をかなりこなし、海外のジャーナリストからの取材もけっこう受けていて、そういう英語をソースとする内容がいろいろと盛り込まれて新鮮だったこと。きわめて網羅的研究書でありながら(514もの注がつくアメリカの学者のらしい)、全編が作品に対する愛情であふれていること。日だとあんまり出てこない陽子夫人についての言及がかなり多いこと。「春樹と陽子は・・・」みたいに。村上春樹の小説の翻訳者である著者(ジェイ・ルービン)との間の私信やインタビューも情報ソースになっていること。各章の初めに、村上春樹の時代時代での著作が、どういう場所でどういう状況下で書かれたかが丁寧に書かれていること。この自体の翻訳が読みやすいこと。 ハルキ・ムラカミと言葉の音楽 作者: ジェイ・ルー

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  • 「よりよく生きる」の意味の違い - My Life Between Silicon Valley and Japan

    須賀敦子全集第一巻(河出文庫)の解説を池澤夏樹が書いていて、その中にこんな文章があった。 しばしば不幸に見舞われる人々がそれでもよりよく生きようとする姿に読む者は共感を覚える。そう言ってしまえば話は簡単に思えるが、このよりよく生きるという言葉の内容が、日アメリカとヨーロッパとでは少し違うようなのだ。 日人はつつがなく生きようとしている。周囲の人々から浮かないようにつつましく暮らし、大過なく人生を送る、日の社会が個人に要請するのは基的にそういうことだ。これが日の社会の雰囲気を決めている。アメリカの場合は基テーマは成功への促しだろうか。個人は持って生まれた才能を発揮して高い地位に昇り、才能の成果を社会に返すことが求められる。倫理は一歩遅れてついてくる。だからアメリカは世界の先頭を切って変化している。新しいものはすべてアメリカから来る。 そしてヨーロッパでは、特にカトリックの国では

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  • ジャックの食欲 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    昨日はジャックにパンをべられてしまった話をしたが、ジャックは生後七週間で我が家にやってきて以来、目の前に出されたべ物を残したことが一度もない(厳密に言うと、一度だけあったが、そのときは感染症でまもなく入院するほど具合が悪かった)。 つまり十年半、すべての事を一気いしてきた奴である。 「はてな社員を焼肉屋に連れて行ったとき」みたいなことが、生まれて以来毎続いている人生(犬生)である。うちにはジャックしか犬はいないんだから、はてな社員と違って「べないと誰かにべられてしまう」ということもないんだけどね。 だから犬とはそういうものなんだと勝手に思っていたら、しなもんは、べたくないときはべずに残しておいて、またべたいときにべるんだねぇ、とこの間思った。 ジャックの欲は特別なんだろうな。 ジャックがまだ二歳くらいの頃、が夕に「味噌つくね」を作っていたら、つまり焼く前の生の挽

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  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 10年連続10万行の男

    友人の石黒邦宏と久しぶりに会った。四年前に http://book.shinchosha.co.jp/foresight/main/data/frst200211/fst.html という彼についての文章を書いて以来、数ヶ月に一度は話していたのだが、僕も彼も今年は忙しくて、昨日は半年ぶりに彼とランチ・ミーティングをした。彼と会うと元気が出てくる。 「この間数えてみたら、10年連続10万行、プログラムを書いていたことになるんですよ。あと何年くらい続けられるかなぁ」 前回会ったときに印象に残った彼の言葉がこれだった。同席していた若いハッカーが「年に10万行って一日平均250から300行か。土日もなしで毎日書いて・・・」 とけっこう驚いていた。ところで石黒の自信というのは凄いものがある。JTPAツアーで日の学生たちに講演してもらったときも「オレが教えてやるんだって気持ちで、僕はシリコンバレーに

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  • 「確信犯」的な態度を貫く「ユーチューブ」の加速感 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    フォーサイト誌8月号「シリコンバレーからの手紙」(120)に書いた「「確信犯」的な態度を貫く「ユーチューブ」の加速感」 http://www.shinchosha.co.jp/foresight/web_kikaku/u120.html が、ネット上にアップされました。 ・・・・・・・ 企業としてのユーチューブの秘密は、動画ビジネスでは絶対に避けて通れない著作権問題に対して、音と建前を巧みに使い分ける「確信犯」的な態度を貫く経営姿勢にある。 建前は「ブロードキャスト・ユアセルフ」というビジョンに象徴されるように、あくまでもユーザ制作のオリジナル映像の投稿サイトという位置づけだ。著作権者から侵害申し立てがある投稿は迅速に削除していく方針。ダウンロードはできず見るだけ。画質はかなり悪く、映像の長さに十分以内という制限もつけてありすべてアマチュア仕様で作ったもの、というのが公式の立場だ。 しか

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  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 昨夜の対談イベントの音声、YouTube映像

    昨夜行なった「シリコンバレー精神」刊行記念対談イベントの音声を取り急ぎ、アップします。吉岡弘隆さん(ミラクル・リナックス)をお招きしての、シリコンバレー精神とオープンソース思想を巡ってのトーク約一時間(ちなみに、ときどき会場から突っ込んでいる人はDan Kogaiさんです)。 まもなくYouTubeに映像もアップされます。 追記。以下、YouTube映像です。映像に伴う音がやや小さいので、パソコン側の音量を大きくしてお聞きください。 はじめに (1/9) http://youtube.com/watch?v=t2-Uk_cIctc エンジニアから見たシリコンバレー精神 (2/9) http://youtube.com/watch?v=TxUtXWBIyyo オープンソース体験 (3/9) http://youtube.com/watch?v=jlEsYXXVFgI 5年前を振り返って (4

  • 機内で小林秀雄の講演を聴く - My Life Between Silicon Valley and Japan

    昨夜、東京に入った。 今回の機内では、予めiPodに落としておいた小林秀雄講演集を6時間くらい聴きながら来た(講演の合間には深浦八段の名著「最前線物語2」を読んでいた)が、なんかあっと言う間のフライトでよかった。茂木健一郎さんの「脳と仮想」で、小林秀雄の講演について論じていたので思い切ってCDを買ってみたのだが、機内での長い時間を名講演を聞きながら過ごすというのはなかなか悪くない時間の使い方であった。 現代思想について―講義・質疑応答 (新潮CD 講演 小林秀雄講演 第4巻) 作者: 小林秀雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/01/01メディア: CD購入: 4人 クリック: 64回この商品を含むブログ (21件) を見る小林秀雄講演 第2巻―信ずることと考えること [新潮CD] (新潮CD 講演 小林秀雄講演 第 2巻) 作者: 小林秀雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2

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  • My Life Between Silicon Valley and Japan - Linus Is Happy

    1991年9月17日に、Linus Torvaldsが最初に「version 0.01 of Linux」(http://www.linux-aktivaattori.fi/projects/15_year_linux_birthday/)をアップロードしたので、まもなくLinuxは15歳の誕生日を迎える。ということで「Red Herring」誌8月21日号がオープンソース特集を組み、その中にLinus Torvaldsのインタビュー記事がある。わずか1ページなのだが、Linusの大切な言葉遣いを上手に切り取ったインタビューになっている。 残念ながらまだ原文はネットで読めないようである(いずれ読めるようになるのではないかと思う)が、彼の言葉遣いの重要なポイントを簡単に抽出しておこう。 「オープンソース・ムーブメントが直面する今後のチャレンジは何か」という問いに答えて、Linusは「Open

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  • Yahoo! Japan検索の「YouTube」で検索結果の二番目になったら驚くほどのトラフィックが - My Life Between Silicon Valley and Japan

    時間で15日午後11時頃から、このブログへのアクセスが急増。それ以来、1時間当たり1,000くらいはアクセスがいつもより多い。調べてみると増分のほとんどが、 http://search.yahoo.co.jp/search?p=youtube&fr=top_v2&tid=top_v2&search.x=1 つまり、Yahoo! Searchの「YouTube」検索結果関連からのトラフィックだ。 よく見ると検索結果の上から二番目(つまり「YouTube」家の次)に、欄6/28のエントリー「[英語で読むITトレンド] YouTubeについて(1)」 http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20060628/p1 が来ているからだ。CNET連載時代から長いことブログを書いているが、こんな現象は初めてという気がする。「YouTube」が旬な言葉であるのはわかるけ

    Yahoo! Japan検索の「YouTube」で検索結果の二番目になったら驚くほどのトラフィックが - My Life Between Silicon Valley and Japan