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特別インタビュー ジミー・ウェールズ(Jimmy Wales) 世界最大級のCGM「ウィキペディア」の仕掛け人 共同作業ツール「ウィキ」(Wiki)を利用してつくられた、インターネット上の百科事典「ウィキペディア」(Wikipedia)は、英語ですでに142万項目以上の語句が掲載され、ドイツ語、フランス語、日本語、中国語など約150か国語のバージョンがある。内容をユーザーが自由に作成/編集できるため、その正確性に疑問を持たれることもあるが、多くの人々の貢献によって成長を続けている。 ユーザー参加型システムの成功例として語られることも多いウィキペディアについて、その可能性や課題、コミュニティの活動などを、創設者であるジミー・ウェールズ氏に聞いた。 瀧口範子(Noriko Takiguchi) 写真:Rick English ●瀧口 ウィキペディアは、開始からたった6年足らずでこれだけ大きなプ
[質問]新しいドメイン名はSEOに不利という話は本当ですか?Googleは検索アルゴリズムに「時間」の概念を持っており、新規に取得・開設されたばかりのドメイン(サイト)では検索上位に表示されにくい傾向があります。一般的にこれを「エイジングフィルタ(aging filter)」と呼ぶのですが、これが適用される明確な条件はよくわかっていません。このフィルタが有効な期間はおおよそ3〜6か月間、つまり新規に取得したドメインでウェブサイトを開設した場合、この期間はGoogleの上位に表示されないと考えておいた方がいいでしょう。 Yahoo!にはこうしたフィルタはありませんが、Yahoo!、Google共に古くから存在するウェブサイトが上位に表示されやすい傾向があります。したがって過去に積み重ねたSEO効果を有効に活用したいのであれば、特別な理由がない限りドメインを変更することはおすすめしません。新規
サービスの概要/特徴写真共有サービスオライリーがWeb 2.0的サービスの典型例として紹介1日のべ100億ユーザーがアクセス(Alexa社調べ)1ユーザーアあたりの閲覧ページ:約10ページ(Alexa社調べ)Alexa社グローバルサイトランキングで46位(2006/07/05現在) 写真共有サイトのFlickrは、Web 2.0を定義したティム・オライリー氏の論文にも登場するWeb 2.0の代表的なサービスの1つだ。 ユーザー自身が情報の貢献者である投稿型サイトであることはもちろんだが、メニューや写真表示の切り替えなどにAjaxを活用していたり、写真の新規投稿がRSSで通知されるようになっていたり、サービスのAPIが公開されていたりと、Web 2.0的な要素がそこかしこに見られる。前ページで紹介したYouTubeも、このFlickrをかなり参考にしている。 選んだ写真の下にコメントの書き込
第1回 サイト訪問者の目線で考える 現実の店舗や窓口では、目の前にいるお客が困っていればすぐにわかるし、同じトラブルが重なれば問題が起きないように施策をとる。しかし、ウェブサイトを作っているときにはお客は目の前にいないし、公開後にお客の対応をするのはウェブサーバーやスクリプトという機械だ。そのため、現実の商売では当然のように行っている接客ができない、いや忘れてしまってはいないだろうか? 今木 智隆(株式会社ビービット) ウェブサイトがビジネスとして成功するための要素は、コンセプト・デザインから細かな言葉遣いに至るまでさまざまであるが、その中でも「ユーザーにしっかりと(見てもらうべき)情報を見てもらう」ことは常に重要な要素の1つに挙げられるだろう。 いくらデザイン(見た目)がよく、コンテンツが充実しているサイトであっても、ユーザーは驚くほどすぐにサイトから離脱してしまうことが少なくない。この
あらゆる業界で、ブログやSNSなどのUGC※1を活用した新しいタイプのプロモーションが数多く実施されている。本連載では、企業が実際に行ったプロモーションの事故事例をケーススタディとして、その経緯、失敗や炎上の理由、その回避方法などを考察する。 華々しく語られる成功事例は多いが、ユーザーとの関係構築が必要なオンラインプロモーションでは、うまくいかなかった失敗事例だからこそ得られる教訓やノウハウがあるはずだ。その知見を明らかにすることで、読者のマーケティング施策に少しでも役に立てればというのがこの連載の目的だ。 ※1 User Generated Content:ユーザー発信型コンテンツ、CGMやCGCともいう。 新機能の理解促進をmixiでマスメディアを中心にした“一方向的なコミュニケーション”に限界を感じ始めている企業がユーザーを巻き込んだインタラクティブなコミュニケーションに新しい道を見
オーバーチュアの新しいプラットフォームでは、大きく分けて(1)広告掲載順位の決定方式と(2)広告管理システムの2つについて大幅な変更が予定されている。 7月に行われた米国ヤフーの第2四半期の決算発表で新プラットフォームの導入遅延が発表されたことをきっかけに、同社の株価が20%を超える大幅な下落を記録したことは記憶に新しいが、Cadogan氏によると、最新のスケジュールでは、まずは米国市場において2006年の第4四半期中に新たな広告管理システムの導入を行い、その後、2007年第1四半期に広告掲載順位の決定方式を変更する予定とのこと(その後、10月下旬に行われた米国ヤフーの第3四半期決算発表の席上で、米国の一部広告主を対象に新しい管理システムへの移行が開始されたと発表した)。 なお、米国に続き、海外市場では日本に最も早く新プラットフォームが導入される予定と言われているが、日本の検索市場の大きさ
第1回 サイト訪問者の目線で考える 現実の店舗や窓口では、目の前にいるお客が困っていればすぐにわかるし、同じトラブルが重なれば問題が起きないように施策をとる。しかし、ウェブサイトを作っているときにはお客は目の前にいないし、公開後にお客の対応をするのはウェブサーバーやスクリプトという機械だ。そのため、現実の商売では当然のように行っている接客ができない、いや忘れてしまってはいないだろうか? 今木 智隆(株式会社ビービット) ユーザーの目線を考えることの重要性ウェブサイトがビジネスとして成功するための要素は、コンセプト・デザインから細かな言葉遣いに至るまでさまざまであるが、その中でも「ユーザーにしっかりと(見てもらうべき)情報を見てもらう」ことは常に重要な要素の1つに挙げられるだろう。 いくらデザイン(見た目)がよく、コンテンツが充実しているサイトであっても、ユーザーは驚くほどすぐにサイトから離
第2回 SEOのキーワードはどうやって選ぶ? 小林 範子(株式会社セプテーニ) 多くの企業が取り組み出したSEM(検索エンジンマーケティング)は、発展途上の分野でもあるため、確固としたセオリーが存在しない。SEMを行う上で担当者が直面するさまざまな判断・選択について、その見極めのポイントを専門家がアドバイスしていく。 SEM以上に考えることが多いSEOのキーワード選びSEOを実施する時、最初にやらなくてはいけないのが、「キーワード選び」である。前回も述べたが、キーワード選びは非常に重要である。せっかくSEOが成功して目的のキーワードで上位表示を達成しても、最終目的である「ウェブサイトのアクセスアップ(クリック)」や「ウェブサイトからの成果数アップ(コンバージョン)」に結びつかなければ、マーケティングとしては意味を成さない。最終目的を達成させるためには、より多くのクリックやコンバージョンを稼
無料ツールからハイエンド製品まで勢ぞろい! アクセス解析ツール このコーナーでは、ネットビジネスを強力に支援する製品について、それを支える技術や市場動向を説明し、さらに各社から提供されている製品を紹介する。競合ひしめく市場で、他社に差をつけるための武器として、ぜひ導入を検討してみてほしい。 菅原 裕(株式会社CreatorsNet) 今回は、無料ツールから高機能のハイエンド製品まで選択肢が充実してきた「アクセス解析ツール」だ。 アクセス解析ツールは、「Google Aanalytics」のように無料で提供されるものから、何百万円もするものまで、さまざまな機能と価格の製品がそろっている。導入する側からすると、選択肢が多いのは好ましいことだが、その反面、知識がないとどれが自社に適しているのかわからない。 アクセス解析ツール選びのキホン具体的な製品を紹介する前に、まずはアクセス解析ツール選びの基
コンテンツ管理システム(以下「CMS」)は、ここ数年間で日本でも徐々に普及し始めており、多くの企業が導入している。現在、ウェブサイト自体を自社のビジネスにとって有力なメディアだととらえる企業が増加し、サイトのボリュームや情報量も加速度的に増加する傾向にある。このため、コンテンツ管理がその必要性も含めて、注目されるようになってきたのだ。 しかし、ほとんどの企業が重要視しているのは更新や運用の問題である。一般的にはスムーズでミスのない更新を可能にするという観点と、これを楽に行いたいという問題解決ツールとしての観点でCMSを導入している場合がほとんどだ。ここでのポイントは、コンテンツ管理がいつの間にか更新運用にすり変わっていることだ。もちろん、更新運用もコンテンツ管理の中の重要な要素であることは疑う余地がないが、それがすべてではない。その結果として、単に運用管理の利便性を求めてCMSを導入した企
社名:グリー株式会社URL:http://www.gree.jp/設立:2004年12月本社所在地:東京都港区六本木4-11-13 ランディック六本木ビル6F事業内容:インターネット関連事業、ソーシャルネットワーキングサービス「GREE」の開発・運営レンタルサーバー利用概要 利用サービス:さくらインターネット 専用サーバ、10Mスタンダードコース利用内容:SNS「GREE」の運用。会員数に応じて台数を増やす。社内用のメールサーバーもさくらインターネットの共有サーバーを利用。 「現在はわかりませんが、当時の楽天では、『セキュリティーの最終責任は自分たちで負う』という理念から、データセンターを借りて自分たちでサーバーを運営していました。そんな中で、メインのサーバーほどコストをかけなくてもいいサービスや、別のネットワークを使ったテストサーバーが必要となり、専用サーバーをレンタルするようになったの
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