WEB2.0がRubyを採用した。ただし今回紹介するWEB2.0は,デジタルガレージ,ぴあ,カカクコムの合弁会社である株式会社WEB2.0(ウェブツーポイントオー)である。昨年末に設立された同社は,初のサービスである「PingKing」のほとんどを,オープンソースのオブジェクト指向プログラミング言語RubyとそのWebフレームワークRuby on Railsを用いて開発した。1割程度のPHP部分を除けば残りはすべてRuby on Railsである。現在ベータ公開中だ。 そして今,RubyとRuby on Railsが,海外のWeb 2.0的とされるサービスの開発に多数利用されていることも事実である(Ruby on Rails公式サイトの利用サイトリスト)。 なぜインターネット上の新サービス開発競争に,JavaやPHPではなくRubyが選ばれたのか。その理由が,PingKingの開発事例に典
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