セキュリティ・ベンダーの米Websenseは現地時間6月7日,スパイウエアや攻撃ツールなどをオンライン販売しているロシアのWebサイトが,同サイトのメンバー(登録者)に対して実施したアンケート結果を発表した。それによると,「攻撃ツールにいくらまで支払ってもよいと考えているか」との問いに,「100~300米ドル」と回答したメンバーが最も多く全体の38%を占めたという。 近年,Webサイトにアクセスしたユーザーのパソコンに,スパイウエアなどの悪質なプログラムを勝手にインストールするような攻撃ツールがWeb上で販売されており大きな問題となっている。GUIを備えた“高性能”なツールが15~20米ドルで販売されており,サポートなども充実していると伝えられている(関連記事:「スパイウエア一式が15ドルで売られている,“サポート”も充実」)。 Websenseが調べたところによると,そういったWebサイ