人間はいつか死ぬから。普段からそう思っているボクは、あまり人の死に対して何か反応する方ではないのですが、彼がいなかったらおそらく今の自分はいないんだろうな、と。そう、彼の名はスティーブ・ジョブス。早すぎる死でした。 ボクが大学1年の頃(当時まだコンピュータは電子計算機とか呼ばれていた時代)、ボクはNECの黒い画面で展開される電子計算機の授業で単位を落とします。ほどなくしてApple Computer、Macintoshの存在を知り、アルバイトに明け暮れて初めてのMacintoshを手にすることになるのです。 初めてのMacintoshは、Color Classic。メモリの最大容量が10MB、ハードディスクは160MBという今では信じられないようなスペックです。OSはフロッピーディスクで何十枚もあり、秋葉原から一体型のマシンの入った10kg近い大きな段ボールを抱えて電車で帰った思い出は今で