年末放送大賞ドキュメンタリー部門奨励賞を受賞 異例にも国営放送局が製作し受賞 「ベトナムピエタ」像のモチーフとなった虐殺を扱う ベトナム国営放送クアンガイ省「VTV」テレビプロデューサーのホニョッタオ氏(左)が韓国軍による民間人虐殺問題を扱ったドキュメンタリー『最後の子守歌』を撮影している//ハンギョレ新聞社 昨年12月24日に開かれたベトナム国営放送「VTV」放送大賞でベトナム戦争当時の韓国軍による民間人虐殺問題を扱ったドキュメンタリー『最後の子守歌』がドキュメンタリー部門奨励賞を受賞したと2日伝えられた。ベトナム現地で韓国軍による民間人虐殺を扱ったドキュメンタリーが製作され、国営放送会社の放送大賞を受賞したのは異例のことだ。ベトナム政府はベトナム戦終戦以後、民族統合と和合を最優先課題とし、この過程でかつての韓国軍による虐殺問題は公論化しない基調を維持してきた。 『最後の子守歌』の背景は