2月6日、東京都内にて、在日中国人による、アパホテルに対する抗議デモが行われました。私たちは言論、表現、思想の自由を守る立場から、在日中国人の政治活動そのものを全否定するつもりはありません。また、アパホテルの客室に置かれた書籍の内容に対し、言論で抗議することも、また、そのようなホテルに宿泊しないことも、全く自由であると考えています。 しかし、それと同じ立場から、アパホテルという一民間企業の経営者の言論の自由そのものを否定することは許されてはならないと考えます。特に今回の抗議デモに参加された在日中国人の皆さんに訴えたいのは、皆さんの行動や言論が保証され、しかも日本の警察官が、職務として、皆さんのデモを責任をもって警備する、このような自由で法治の国家と、現在の中国共産党独裁下の祖国の現状がいかに異なっているかという事です。 皆さんが声をまず挙げるべき相手は、本国で言論の自由も政治活動の自由も民