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ブックマーク / hail2u.net (6)

  • 相対命名ルール

    スケールしていく変数のバリエーションを作る際の命名規則を変えていた。今まではalphaから始めて下にどんどん増やせるようにしていたのだけど、調整コストがかかる。plus1やminus3などとすると無限にスケールできそうだが読みづらい。下に3レベル、上に5レベルくらいまででだいたい足りそうな気がするので、全部で9レベルまで作った。 Minimal Tiny Small (Medium) Large Huge Gargantuan Enormous Maximal Mediumは省略するかDefaultにする。下に3レベル、上に5レベルというのは、タイプフェイスのウェイトにおけるバリエーション(100から900)を参考にしている。 こういう相対的な命名は一般に悪だと考えられている。実際コーディングにおいて、多くの場合はその通りだ。しかしビジュアル・デザインをコントロールすることになるCSSでだ

    相対命名ルール
  • OOCSSの欠点とEvery Declaration Just Onceのもたらすもの

    昨日も少し書いたEvery Declaration Just Onceアプローチ(以下EDJOと略す)について、皆が目を瞑っているOOCSSの欠点、CSSが持つ特徴、HTMLとの兼ね合いという点からもう少し書いてみたい。これについては未だ誰ともちゃんと議論していない。機会があったらこの記事をベースにでも誰かと話してみたい。 上記Googleの文書は、主にパフォーマンスの観点で書かれている。どうしても長くなりがちな定義を分散して書くよりも、能動的に短くすることができるセレクターを分散して書いた方が、プロダクションにおいてリリースされるCSSファイルのサイズを小さくすることが可能だろうというものだ。同時にこの文書の筆者は自身のブログで、より自然にCSSを書くための手法(原文: 「The Natural Way of Writing CSS」)としてこのEDJOという手法について述べている。 僕

    OOCSSの欠点とEvery Declaration Just Onceのもたらすもの
  • 横にはみ出すナビゲーション

    今回(2014年9月)のAppleのウェブサイトのリニューアルにはいくつもの興味深い点がある。ナビゲーションの二線とバツ印が共にインラインのSVGなことなどもそうだし、多くのポーションがモダナイズされたにも関わらずPrototype.jsを継続利用したこともすごく気になる。その中でも一番気になったのは狭い画面向けの横にはみ出すナビゲーションだ。 これまでの通常は隠されている狭い画面向けのナビゲーションの多くは、次の3つに大別されていた。 ドロップダウン オーバーレイ ドロワー 極稀にアイコンのみのコンパクトに横へ並べたものもあったが、いずれの場合もナビゲーションの項目は縦に並んでいることがほとんどだ。一覧性に富み、アクセス性が高く、ユーザーの学習コストも低い。 これに対して横にはみ出すナビゲーションは、項目を画面外にはみ出すように横に並べ、スワイプでスクロールして探させるという形のものだ

    横にはみ出すナビゲーション
    jackieorange
    jackieorange 2014/09/12
    Appleの場合、PCとの親和性なのかな。開くボタンタップ後の動きが1回目と2回目で異なるインタラクションが良い
  • CSSのローディング・アイコンのコスト

    今までは主にアニメーションGIFで作られていたローディング・アイコンをCSSアニメーションで作るみたいなのが流行っている。面白いとは思うし、ちゃんと作ればスケーラブルなので便利そうでもある。けれどもローディング・アイコンを表示するための空要素が必要になり、かつ後にそれを消さなくてはならない。CSSだけだと面倒くさそうだ。 どういうローディング・アイコンかはこの際問題ではないので、とりあえずmain要素以下に何かしら(仮にサムネイルとする)をロードするまでローディング・アイコンを表示することを考えてみる。普通はJavaScriptでローディング・アイコンの追加→サムネイルのビルド→ローディング・アイコンの削除→サムネイルの追加とやるわけだけど、ローディング・アイコンの追加と削除でDOM操作を伴うのはコストがある気がする。 <main id="result"> <div class="spin

    CSSのローディング・アイコンのコスト
  • CSSポストプロセッサー時代の到来

    SassやLESSといったCSSプリプロセッサーは市民権を得たと言って良いと思う。しかしそれらCSSプリプロセッサーは開発という段階にのみ利をもたらすもので、今のところはそれ以上ではない。CSSを実際にユーザーに届けるまでには、開発だけではなくレビューとリリースという段階もある。レビューとリリースも確実性を持って効率的に行うためには、CSSポストプロセッサーと総称されるようなツール群が必要になるだろう。 この文書はFrontrend Advent Calendar 2013の4日目への記事として寄稿した。明日は@hilokiさんがスタコラサッサと書くようだ。 目次 CSSポストプロセッサーとは CSSプリプロセッサーの出力するCSS CSS Lint 開発用とレビュー用、リリース用のCSS CSSポストプロセッサーのユースケース ベンダー拡張プリフィックスの付加 Media Queries

  • Sass、そしてSassy CSS (SCSS)

    CSSを拡張したメタ言語であるSass、そしてその別文法として定義されたSCSSについて、960.gsなどのCSSフレームワークと絡めて、Sass (主にSCSS)の良さを解説する。 CSSフレームワーク Sass Sassy CSS aka SCSS SCSSCSSフレームワーク 2カラムレイアウトの作成 clearfixやReset CSSの組み込み カラム幅の変更 カラムの入れ替え SCSSで完結することの意義 まとめ 最後に CSSフレームワーク 960.gsやBlueprint、BlueTripなどCSSフレームワークと呼ばれるものは色々ある。フレームワークと名乗るだけのことはあって、それらの生産性はとても高い。テンプレートで適切にクラス名やIDを埋め込むだけなので、複雑怪奇なCSSコーディングを意識することなく誰でも簡潔にきれいなカラム・レイアウトを作成できる。 HTML 4

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