ウクライナへ戦闘機供与か 戦車に続き、紛争激化懸念―欧米諸国 2023年01月29日07時05分 オランダからポーランドに向かうF16戦闘機=2014年9月、オランダ南部フォルケル基地(EPA時事) 【ロンドン時事】ロシアの侵攻を受けるウクライナへ欧米諸国が主力戦車の提供に踏み切ったことで、「次の段階」の支援として戦闘機供与が浮上している。攻撃性の高い戦車供与で「タブー」が破られ、先進兵器の本格支援に道が開かれた形だが、戦闘力のさらなる増強は紛争激化につながると懸念も根強い。 「戦車連合」は12カ国 ウクライナ大統領、軍事支援に謝意 米国とドイツは25日、それぞれの主力戦車「エイブラムス」と「レオパルト2」をウクライナに送ると発表した。レオパルト2を保有するポーランドやフィンランドなども追随。英国も先に「チャレンジャー2」の供与を表明し、各国の戦車は3月ごろから供給が開始される見込みだ。