実在しない偽の100万ドル札の購入を持ち掛けて金をだまし取ったとして、名古屋・北署は29日、詐欺の疑いで、名古屋市南区忠次1、会社役員伊与田友道(53)、同市千種区城木町1、会社役員花井博文(62)の両容疑者を逮捕した。 逮捕容疑では2010年4月上旬ごろ、2人は共謀し、同市北区の無職女性(76)に「日本政府がミサイルの軍事技術を提供した見返りに米国からドル約44兆円分が入る。1口150万円で100万ドル札1枚を買えば、1年以内に4500万円が支払われる」などとうそを言い、同4月17日と6月10日に市内のホテルで5枚分の代金として計750万円をだまし取ったとされる。 署によると、紙幣は1ドル札に似たデザインで「1000000」と印字されており、製造や入手の方法を調べている。被害女性は逮捕容疑のほかに11年8~10月にも数百万円をだまし取られた。2人は「本当の話をしただけ。お金は必ず支払われ
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