新しい知識を得たり、発見や驚きがあったりする学びは本来、面白くて楽しいもの。それでは、子どもはいつ「勉強嫌い」になるのだろう。福岡市のある小学2年の女児は、こんな理由からだった。 【写真】筆算の横線の一部が手書きのため、担任に「書き直し」を命じられた小5のノート 入学する前、自宅などでは遊びと学びが一緒だった。歌を口ずさみ、本を読み、絵を描く中で言葉や字を覚えた。小学生になると、そうした学習環境が一変した。 覚えていた漢字をノートに書くと、担任に「まだ習っていない字は使っちゃ駄目」と注意された。興味が湧いた片仮名をノートに練習し、胸を高鳴らせて担任に見せると「今、習っている単元とは違う」ととがめられた。 女児は泣きながら、学校に行くのを嫌がるようになった。自宅でも外出先でもよく口ずさむ歌も、学校では一切歌わない。音程のずれを指摘されるのが嫌なのだという。 学ぶ楽しみは失われた。「日々を楽し
![「習っていない字は使っちゃ駄目」学ぶ楽しみ失った女児 限界迎えた画一的な指導(西日本新聞) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dbc6b59947a0603e9f7368dc2585d14f5fb10b55/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20191009-00010007-nishinpc-000-view.jpg)