個人投資家の間でIPO投資の人気は高い。特に期待の集まる企業のIPO案件の競争率は激しく、なかなか買えない。投資をするならまだ未上場の有望なスタートアップだろう。 未上場のスタートアップに投資を行い、上場や買収などエグジットで高い値がつくことは投資家にとって嬉しいものだ。それは「利益が出るから」という理由だけではない。まだ市場に広く知られていない企業に目を付け、「この企業は評価に値する」「成長する」「成長して欲しい」と込めた思いが周囲から認められたということでもあるからだ。 シリコンバレーにはそうしたいわゆる「エンジェル投資家」がたくさんいる。GoogleやPayPalに初期投資を行ったロン・コンウェイ氏、Facebook、Airbnbなどに初期投資を行ったレイド・ホフマン氏、UberやTwitterなどに初期投資を行ったナヴァル・ラヴィカン氏などが有名だ。彼らはシリコンバレーの誰もが注目
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