検索大手のGoogle(Mozillaの大口出資者でもある)による新しいウェブブラウザ「Chrome」のリリースは、GoogleがMozillaの最大の競合相手になろうとする試みを示す動きだ。それにもかかわらず、Mozilla Corporationの最高経営責任者(CEO)であるJohn Lilly氏は米国時間9月1日、Chromeのリリースについて達観した意見を述べた。 Chromeは必然だった、とLilly氏は述べている。 「Googleがここに登場してきたことは、まったく意外ではないはずだ。彼らのビジネスはウェブであり、物事はどのようにあるべきかについて、彼らは明確な意見を得てきた。Chromeは、彼らが重要と考えることに対して最適化されたブラウザになるだろう」と、Lilly氏は9月1日のブログに書いている。 Chromeのベータ版は、9月2日よりWindows向けに利用可能となっ