松原通の新町通から大宮まで約40店が軒を連ねる同商店街。弁慶と牛若丸が出会ったという逸話の残る五条大橋は、現在の松原西洞院ではないかという説から「義経と弁慶ゆかりの地」の旗が通りに下がる。戦時中に鉄製のアーケードが軍に徴収されるなど歴史のある商店街だが、近年では閉店する店も目立つようになり、活気を取り戻そうとさまざまな取り組みが行われている。 会期中は各店で値引きなどのサービスを実施。16日には「井上漬物店」でのライブが行われたほか、商店街オリジナルの「ハムカツカレー」を販売。ちんどん屋や、子ども向けの手作りルーレットなども用意された。 イベントで「カレーいかがですか」「ハンドマッサージもありますよ」と声を掛けるのは、京都府内で小規模劇場を利用する劇団やアーティストと共に作品づくりに携わるNPO法人「フリンジシアタープロジェクト」(京都市下京区岩戸山町)のスタッフ。商店街のそばにあるコミュ