「三陸国際芸術祭2015ヒューマンセレブレーション」は4日から10月18日まで、大船渡市、住田町などで開かれる。本県沿岸各地や海外の津波、紛争被災地の芸能団体が集結。三陸の郷土芸能の魅力、災害から芸能の力で立ち上がる人々の豊かさに触れる機会となりそうだ。 ダンスの公演運営などを手掛ける京都市のNPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワークが主催。文化芸術による復興、被災地域やアジアの交流促進が目的で、継続的に開催し、世界のアーティストが三陸に滞在して活動する環境づくりも見据える。 祭りは「イッセー尾形の演出家・森田雄三と三陸の人たちで芝居を創る@住田町」で幕開け。演出家森田雄三さんが、公募で集まった住民の人生を芝居化する。4~7日に稽古し、8、9の両日、住田町役場町民ホールで公演する。 メーンは、9月21、22の両日、大船渡市末崎町の碁石海岸で開く「人と自然の生命を祝う―リズムと
二戸市浄法寺町の第12回天台寺あじさい祭り(同実行委主催)は25日まで、同寺周辺で開かれている。見頃を迎えたアジサイが、彩り豊かに来場者を楽しませている。 例年より開花が早く、境内や参道は現在八分咲き。同寺周辺のアジサイの多くは、名誉住職の瀬戸内寂聴さん(93)が1988年に京都から株分けした。2011年からは地元の児童による植栽も行われており、約3千株が植えられている。 祭り期間中は、同寺やアジサイをテーマにした俳句、写真コンテストを開催。25日には境内の見学会やミニコンサートが開かれる。問い合わせは同実行委(0195・38・2416)へ。 【写真=天台寺周辺で見頃を迎えたアジサイ】
野田まつり(実行委主催)は22日、野田村中心部で3日間の日程で始まった。東日本大震災後初めて村内の山車全3台がそろった「完全復活」。地域住民らはきらびやかな手作り山車やみこしの運行を見守り、復興への誓いを一層強くした。 同日は上組、中組、下組の3台の山車と、みこし4台が村中心部約1・5キロを練り歩いた。色鮮やかな衣装をまとった子どもたちが、山車の上から「ヤーレ」と元気な声を響かせた。人口減少で少なくなっている担ぎ手を補おうと、日本災害救援ボランティアネットワーク(兵庫県西宮市)の事業で相互訪問など交流が続く同市の小中高生8人も参加し、地元の子どもと一緒にみこしを担いだ。 山車は昨年は上組、中組の2台だった。今回、山車を復活させた下組の晴山浩喜組頭(54)は「震災直後から少しずつ直してきた山車がようやく形になった。やっとここまで来たという気持ちだが、これからだ」と前を向く。 【写真=復興事業
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く