2020年8月14日のブックマーク (10件)

  • 「楽しみながら1分で脳を鍛える速音読」齋藤孝:本ナビ

    【私の評価】★★★☆☆(72点) 要約と感想レビュー 速く音読をしよう!という一冊です。口に出して読むことで、適度な速度になり、いろいろ考えながら読むことができるのです。頭の回転も早くなるのではないでしょうか。 私の場合、声に出して読もうにも、口が回らないくらい速く読むので物理的に読むのは無理です。これくらい早く読まないと、一日一冊は辛いと思います。 ・実際は「頭で考え、目で見て、口で話し、耳で聞く」という複雑なことを高速で処理しているのです(p133) このでは、ちょうど1分で読める分量を小説から抜き出しています。このを買って、そうした一部だけ読むより、実際のを買って全て読んでくださいね。齋藤さん、良いをありがとうございました。 こので私が共感した名言 ・ただの音読ではなくて、速読で音読をしましょうという提唱をしています(p129) ・速く読んだほうが脳の働きは明らかによくなり

    「楽しみながら1分で脳を鍛える速音読」齋藤孝:本ナビ
    japantn
    japantn 2020/08/14
    朗読してみよう
  • 「失敗学実践講義」畑村 洋太郎:本ナビ

    【私の評価】★★★★★(91点) 要約と感想レビュー 「失敗学会」を立ち上げた東京大学の畑村先生の一冊です。「失敗学会」だけあって、こんな大切なポイントがあったのか!という学びがいっぱいありました。そもそも人の注意力には限界があるわけで、現実には過去に経験した事故や失敗とほぼ同じものが、30年後に再び繰り返されるということが多いのです。事故は繰り返されるものですが、それを予防しようとするためには、相当の努力が必要なのでしょう。 面白いところはマスコミは批判していたが、現場はしっかりやっていたという事例です。例えば、三菱重工業の豪華客船が3度も火災をおこしましたが、このでは作業員の全員退避を確認してからの消化作業を評価しています。また、日のロケット技術についても予算や実験回数、失敗確率から見れば、よくやっていると評価しています。 例えば、日のロケットの打ち上げは10分の1程度の予算しか

    「失敗学実践講義」畑村 洋太郎:本ナビ
    japantn
    japantn 2020/08/14
    失敗に学ぶ
  • 「食えなんだら食うな 」関 大徹:本ナビ

    【私の評価】★★★★★(97点) 要約と感想レビュー ■饅頭がいたくて仏門に入った 関 大徹住職の一冊です。 えなんだらうな、 自殺するなんて威張るな、 家事嫌いの女など叩き出せ、など、 今なら叩かれそうなタイトルです。 しかし、実際に読んでみると 農家に嫁ごうとして反対された女性の 例を出し、べ物の大切さと 料危機になれば農家が強いということ。 そして女性は男性を支えて働けば まさに強くなるのだという当然のことを 強く教えてくれるのです。 ・娘は、農家の嫁さんになった・・・農業は近代化したとはいえ、夫を扶けて、大いにはたらかねばならないであろう。そのかわり、彼女は強い女になるはずである・・女性にかぎらず、人間「原則」では強くなれないのである。鍛えられて、強くなるのである(p174) ■清掃作業をしていたおばさんの 話も印象的でした。 おばさんが市の清掃作業で ゴミ拾いをしていた

    japantn
    japantn 2020/08/14
    仏教は深い
  • 「ヒトラーの正体」舛添 要一:本ナビ

    【私の評価】★★★★☆(82点) 要約と感想レビュー 公用車で毎週、湯河原温泉の別荘に通って都知事を解任された舛添さんの一冊です。 なぜ、民主的なワイマール共和国でヒトラーのナチスが政権を取り、戦争に突き進んでしまったのか。それは第一次大戦の賠償金支払いや、世界恐慌の影響でドイツが大不況となり、失業者が増えたからです。その民衆の不満を利用してナチスが勢力を拡大しました。ナチスは国会周辺でデモを行い、国会の混乱をさせようとします。私には、日の民主党に似ているように見えます。 ・選挙後の新議会・・ナチスの目的は国会を混乱させることにありました。国会の周辺でデモを行い、町中ではユダヤ人を襲撃しましたし、国会の中ではナチス議員がSAの制服を着たり、議事妨害をしたりしました(p63) ヒトラーが行ったプラスの要素は、公共事業によって600万人もいた失業者をほぼ完全雇用にしたこと。ヒトラーは、アウト

    「ヒトラーの正体」舛添 要一:本ナビ
    japantn
    japantn 2020/08/14
    舛添さんとヒトラー
  • 「平和の発見 巣鴨の生と死の記録」花山信勝:本ナビ

    【私の評価】★★★☆☆(74点) 要約と感想レビュー ■東京裁判で裁かれた戦犯が収容された 巣鴨拘置所では、牧師と仏教僧が 配置されていました。 著者は巣鴨拘置所の仏教僧として 死刑囚の最後に寄り添い、 最後の言葉、遺書を預かったのです。 主に死刑囚の言葉を記録していますが、 多くの死刑囚は自分の死に対して どういう意味を与えるのか、 考えているように見えました。 ・人生は50年だ。早や、5年も過ぎた。父が、53歳でなくなったように記憶している。やっと、2年しか永く生きなかった。しかし、若くして死んだ部下のことを思えば、ぜいたくもいえまい。多くの部下は、新しい日建設の礎石として死んだのだ。余も、その仲間入りをするのだ(尾家大佐)(p147) ■そもそも東京裁判が戦勝国が 敗戦国を人道・平和への罪で裁く という取って付けたようなもの。 裁判の中では、黙秘、否認した人が 無罪となり、まじめな

    「平和の発見 巣鴨の生と死の記録」花山信勝:本ナビ
    japantn
    japantn 2020/08/14
    戦争のあとで
  • 「世界標準の戦争と平和-初心者のための国際安全保障入門」烏賀陽 弘道:本ナビ

    「世界標準の戦争と平和-初心者のための国際安全保障入門」烏賀陽 弘道 2019/12/02公開 2023/04/07更新 のソムリエ [PR] Tweet 【私の評価】★★★☆☆(78点) 要約と感想レビュー 著者は朝日新聞入社、アエラの記者となり、国際政治を学ぶために自費でアメリカ留学したという変わり種です。このアメリカで学んだ地政学、国際政治について解説する一冊となっています。著者がアメリカで学んだことは国際政治は力と力のぶつかり合い。軍事力、核兵器の有無が大きな影響力を持ってるということです。 留学先のラギー学長は国際紛争の予防や解決を国際機関に委ねる「インスティテューショナリスト」(国際機関主義者)でしたが、そんな人でも「国際政治の現実の基盤には軍事があり、核兵器がある」と言っていたという。そして、国際関係の情報分析では、現実と希望・願望を混同してはならないと説いたというので

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    japantn
    japantn 2020/08/14
    戦争になるのか
  • 「「朝日」ともあろうものが。」烏賀陽 弘道:本ナビ

    「「朝日」ともあろうものが。」烏賀陽 弘道 2019/11/25公開 2023/08/19更新 のソムリエ [PR] Tweet 【私の評価】★★★★☆(83点) 要約と感想レビュー 現実を加工することが出世の最低条件 烏賀陽(うがや)さんは1986年朝日新聞に入社し、1991年から2001年まで「アエラ」編集部記者。2003年にフリーになっています。著者がなぜ朝日新聞を辞めたかというと良い記事を書けば評価されるのではなく、他社より先に報道するだけで「特ダネ」として評価されるからです。さらに、記事の内容よりも朝日の方針を忖度して、現実を加工して報道することが出世の最低条件だったという。良い記事を書いても評価されないこと、現実を歪めて報道することに著者は耐えられなかったのです。 例えば、朝日新聞ニューヨーク支局にアメリカ人青年がアシスタントとして働いていたのですが、彼が取材、インタビューし

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    japantn 2020/08/14
    朝日新聞OB
  • 「井上成美」阿川 弘之:本ナビ

    【私の評価】★★★★★(91点) 要約と感想レビュー 人格ではなくロジック 仙台出身の海軍大将で井上成美(いのうえしげよし)という人がいると聞いて手にした一冊です。井上成美という軍人は、人格ではなくロジックで仕事を考える人であったようです。そのため海軍内でも、その人間性のなさに閉口した人が多く、非常に嫌われていたらしい。 例えば、当時の日はほとんどの石油と鉄鋼原料を、アメリカから購入していました。もしドイツと軍事同盟を結べば、イギリスの敵となりアメリカを敵に廻すことになるので、日は石油と鉄を入手できなくなると考えました。鉄と石油がなければ、軍隊は戦えないのです。 井上の方は、人にすきを見せるとか、ちょっと間の抜けたところがあって面白いとか、そういうことは一切無い。酔余の醜態も嫌いで、不可と考えたものは絶対に不可である。「水清ければ魚棲まず」と人に言われて、「水清ければ毒魚棲まず」と言い

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    japantn
    japantn 2020/08/14
    どうして戦争となったのか
  • 「中国「反日」の末路」長谷川 慶太郎:本ナビ

    【私の評価】★★★☆☆(77点) 要約と感想レビュー ●中国共産党の崩壊を予言した一冊です。 著書の考えでは、米国とソ連が対立した「冷戦」が ソビエト共産党の崩壊で幕を閉じたように、 中国と日が対立する「冷戦」も中国共産党の 崩壊で幕を閉じると結論付けています。 ・東アジアでは、まだ「冷たい戦争」が続行している。その一方の相手、すなわち東側陣営の中核としての中華人民共和国が存在し、それに対抗する西側陣営の一員としての日との間に一連の「対立関係」が発生している(p4) ●これは、中国共産党は崩壊するか、 しないかではなく、 「いつ崩壊するのか」という認識です。 その根拠としては、 現在でも中央政府が地方をコントロール できていないこと。 ・発電所の新設工事をめぐって、今や中央政府の認可を得ず、一方的に、かつまた一種の「やみ」の形で、大型の発電所の建設工事が中国全土の至るところで展開し始め

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    japantn
    japantn 2020/08/14
    中国はどうなる
  • 「不動産投資はチームプレイでうまくいく: サラリーマンが副業で安定収入を得る方法」松本 光彦:本ナビ

    不動産投資はチームプレイでうまくいく: サラリーマンが副業で安定収入を得る方法」松 光彦 2020/08/14公開 2023/04/07更新 のソムリエ [PR] Tweet 【私の評価】★★★☆☆(79点) 要約と感想レビュー ■49歳サラリーマンが不動産投資を始め、 1年半で家賃収入1億円、7年で3億円を 突破してサラリーマンを卒業できたという。 著者に成功の秘訣を聞いてみましょう。 まず、不動産投資では買い急がないことが 大事だという。不動産投資は事業であり、 経営者は自分自身ですので、買うのか 買わないのか判断するのは自分なのです。 そのため事前調査が大切であり、 物件調査は自分一人でやるという。 売りたい業者と一緒では、冷静な 調査ができないということなのでしょう。 ちなみに著者の購入1棟目の 賃貸マンションは、購入後に 退去者が続出して家賃収入が減少し、 苦境に陥ったとい

    「不動産投資はチームプレイでうまくいく: サラリーマンが副業で安定収入を得る方法」松本 光彦:本ナビ
    japantn
    japantn 2020/08/14
    不動産は事業