2021年5月11日のブックマーク (5件)

  • 「初等ヤクザの犯罪学教室」浅田 次郎:本ナビ

    【私の評価】★★★☆☆(74点) 要約と感想レビュー 毒入りチョコを置いたり、江崎社長を誘拐したグリコ・森永事件は、なぜ犯人の完全犯罪が成功したのか? 倒産しそうな会社に近づく「整理屋」の手口とは? 殺し屋の鉄則とは? こうした知識を浅田さんが知っているのが不思議ですが、怖いもの見たさと、実はそうなんだ、といった好奇心を刺激してくれます。 ・世の中には一生寝て暮らす方法が、ちゃんとあるのです。・・・一つは、金を貸して利息で暮らすこと。もう一つは、金を借りて永久に返さないこと(p100) 多くの人がオレオレ詐欺のような犯罪者の手口を知っていれば、防げる犯罪があるはずです。敵を制すためには、敵を知らなくてはならないのです。 すべての項目が当ではないようですが、高利貸しの手法や賄賂の渡し方など興味深い内容でした。社会人として、裏の社会勉強として読むべき内容だと思いましたので、★3つとします。

    japantn
    japantn 2021/05/11
    これでダメ?
  • 「ラーメン屋vs.マクドナルド―エコノミストが読み解く日米の深層」竹中 正治:本ナビ

    ラーメン屋vs.マクドナルド―エコノミストが読み解く日米の深層」竹中 正治 2010/03/28公開 2023/04/07更新 のソムリエ [PR] Tweet 【私の評価】★★★☆☆(78点) 要約と感想レビュー アメリカ通のエコノミストが語るアメリカと日の違いというネタを解説してくれる一冊です。それぞれ違う文化を持っていますので、面白いですね。アメリカは褒めて育てる。日は叱って育てるのです。 ・米国で数年育った帰国子女が日の学校でよく感じる不満は「学校の先生が全然ほめてくれない」ことだという(p39) ちょうど今、民主党の亀井 静香さんがテレビ郵便貯金上限2000万円を主張していました。このでは、郵貯の定額貯金は、6か月預ければ引出自由という矛盾を持った商品であることを指摘しています。長期の金利なのに短期で引出できるということで、郵貯側にリスクがあるのです。今は利率が低い

    「ラーメン屋vs.マクドナルド―エコノミストが読み解く日米の深層」竹中 正治:本ナビ
    japantn
    japantn 2021/05/11
    日米比較
  • 「日本の真実」大前 研一:本ナビ

    【私の評価】★★★★☆(82点) 要約と感想レビュー 大前研一氏の強さは、海外を含めたコンサルタント経験から、視野が非常に広いということでしょう。 海外にはこうして良くなった事例があるとベスト・プラクティスを示すことができるのです。また、歴史的な背景を説明しながら、問題点を明確に指摘して、その対応策の仮説も説明できるため、説得力があるのです。 ・大学の役割・・・「社会人として飯をべていくために必要なスキルを身につける場所」である。・・・大学教育にアカデミックなことなんてまったく必要ないし、大学と呼ぶ必要もない。(p117) また、役人でもなく、産業界にも属さないため、制約のない自由な主張ができることが大きいと思います。特に政治については、核武装論、靖国問題の異常さ、役人の犯罪についてはっきり主張できるのは、しがらみをまったく考慮していないので、気持ちがいいくらいです。 ・来なら日の新

    「日本の真実」大前 研一:本ナビ
    japantn
    japantn 2021/05/11
    大前研一
  • 「上司の哲学―部下に信頼される20の要諦」江口 克彦:本ナビ

    【私の評価】★★★☆☆(76点) 要約と感想レビュー 松下幸之助に直接教えを受けた江口さんが伝える松下幸之助流の経営者を育てる技術です。松下幸之助さんは、直接教えを伝えるのではなく間接的に教えていたようです。 例えば、ハーマン・カーンという人を調べてほしいと思ったとしましょう。そこで、秘書の江口さんに「君、ハーマン・カーンという人を知っているか?」と聞く。そこで、江口さんは口頭で「ハーマン・カーンとは・・・」と説明しました。 ところが次の日、幸之助はまた同じ質問をするのです。「君、ハーマン・カーンという人はなにをする人や」そして、次の日も「君、ハーマン・カーンという人は誰や」。つまり、ハーマン・カーンを聞かれたら、徹底的に調べて報告するのが仕事であると松下幸之助は気づかせたかったのです。 ・「こいつをなにがなんでも育ててやりたい」という熱意がなければ、部下は育たない。(p58) また、「人

    「上司の哲学―部下に信頼される20の要諦」江口 克彦:本ナビ
    japantn
    japantn 2021/05/11
    松下幸之助
  • 「土と内臓 (微生物がつくる世界)」デイビッド・モントゴメリー:本ナビ

    「土と内臓 (微生物がつくる世界)」デイビッド・モントゴメリー 2021/05/11公開 2023/04/07更新 のソムリエ [PR] Tweet 【私の評価】★★★★☆(85点) 要約と感想レビュー このが教えてくれるのは、化学肥料や農薬を使うことにより栄養価の低い野菜が増えてきたことと、抗生物質の使いすぎでアレルギーや喘息といった免疫系の病気が増えていることが、つながっているということです。化学肥料や農薬を使った農業は、短期では収穫量を増やしますが、土壌の微生物を殺し、養分を失わせ、土を固くしてしまい、生産性はだんだん低下していきます。 抗生物質は短期では病原菌を殺し、致命的な病気を治療することができますが、免疫系をコントロールしている腸内細菌が死滅することで、免疫系の不調を訴える患者が増えています。つまり西欧の農薬・肥料と医療の抗生物質は表面的な問題を解決しようとして最も大切な

    「土と内臓 (微生物がつくる世界)」デイビッド・モントゴメリー:本ナビ
    japantn
    japantn 2021/05/11
    微生物は大切