ミツバチは複数の花を最短ルートで移動していることが、ロンドン大学クイーン・メアリー校および同大学ロイヤルホロウェイ校の共同研究で分かったそうだ(ロンドン大学クイーン・メアリー校発表、本家/.)。 複数地点を一度ずつ巡り出発点に戻る最短ルートを求める問題は通称「巡回セールスマン問題」と呼ばれており、ミツバチはこの問題を解くことができることが発見された初めての種であるという。 研究ではコンピュータで制御された人工の花を使い、ミツバチがこの花を「発見した順」に巡るのか、それとも「最短ルート」を見つけ出すのかを検証した。その結果、ミツバチはそれぞれの花の場所を探索したあと最短ルートを飛行するようになったという。 コンピュータでは解くのに何日もかかるこの問題をミツバチが短時間でどう処理しているかを調べることで、複雑な問題の解決に必要な最小限の神経回路を解明できるかもしれないとのことだ。
ネットでは定期的に「理系と文系」ネタが盛り上がるようだ。「理系はコミュニケーションができん」「文系は論理的な思考ができない」「それはレッテル貼りだ」の3行が毎回無限ループする。もちろん文系の学問に論理的思考が不要であるとは到底思えないわけで、むしろ着眼点として面白そうなのは、論理的思考に対するアプローチの違いだと思う。思考法には演繹法と帰納法があって、この思考法で分類してみるほうが理系/文系の分類よりも面白そうに僕には思える。そして「文化」の衝突も理系/文系と同じくらい、帰納派と演繹派の間で起こっているような気がする。 ここで急に話は飛ぶのだけれど。 前職の後輩で、保険会社から転職してきた人がいた。社内では変わった経歴の持ち主だった。その彼に「保険会社ではどんな仕事をしてたの?」と聞いたことがある。 なにやら彼は保険商品のリスク計算のようなことをしていたようだ。と云われても僕には具体的なイ
良いプログラマは数学を学ぶ、方が良いと思う この文章は 2003 年 2 月 28 日(金曜日)に 株式会社 ACCESS の研究開発室のメンバ向けに行われた講義のために準備されたものです。 目次 はじめに アルゴリズム ― 数学によって可能になること 数学とプログラミングの美学 ― (多分)一番たいせつなこと 質問と回答 文献表 はじめに これから何回か皆さんの前で数学の話をさせてもらうことになりましたが、 今回はまず、その手始めとして 「どうして皆さんが数学を学んだ方が良いのか」、 いいえ、「どうして皆さんに数学を学んでほしいと私が思っているのか」 というお話をさせて下さい。 もちろん、それは皆さんに、より良いプログラマになって欲しいからですが、 また、私の経験によれば、 コンピュータサイエンスの教育の現場では、 何故か数学が軽視されることが多いことを残念に思っているからでもあります。
appendix:年表・出典文献リスト・全てのリンク・人 名引き 哲学、宗教、文学、芸術、そして科学など、我々の全ての知的創造行為は「我々は何処から来て、何処へ行くのか」という疑問への探求ではないだろうか? 残念ながら我々は、こうした究極の問いに最終的な回答をだせる知的レベルに未だ至っていない。 この探求に必要なのは、あらゆる分野@の、それぞれの知を一つ一つ検証し、次にそれぞれ検証された知のパーツを結集し統合化を図ることだろう。 しかし、知のパーツは未完成であり、統合化への手法はその存在すら疑問というレベルにある。それ故、究極の理論を組み上げるのは、二重の意味で不可能な状態にあるといえるだろう。 今の我々に可能なのは、それぞれの理論を比較し、矛盾を探し、その根本的な問題は何なのか、なぜそれが問題なのか、どこが難しいのか、なにが欠けているのか、何処までが解かっているのかを問い、それぞれの理論
【パリ=林路郎】パリ在住のフランス人デジタルテレビ関連技術者が、円周率を2兆6999億9999万けたまで計算し、世界記録の更新を宣言した。 筑波大学計算科学研究センターのスーパーコンピューターが昨年樹立した記録を塗り替えたことになる。 ホームページで新記録を公表したのはファブリス・ベラールさん。筑波大のスパコンが昨年樹立した世界記録は2兆5769億8037万けたで、ベラールさんはこれを約1230億けたも上回ったことになる。 また、ベラールさんが計算に使ったのはスパコンではなく、価格2000ユーロ(約26万円)以下の普通のデスクトップ型パソコン。2進法による計算に103日、検算に13日をかけたという。ベラールさんは、新たな記録をダウンロードするには、コンピューターのディスクに1137ギガ・バイトの空きスペースが必要だとしている。
数式が生んだ宇宙:「3次元フラクタル」の画像ギャラリー(1/9) 2009年12月17日 コメント: トラックバック (0) マンデルブロ集合を3次元に 彼らはその成果を「Mandelbulb(マンデルバルブ)」[bulbは球の意]と呼んでいる。3Dレンダリングによるこれらの画像は、球体に反復アルゴリズムを適用することで生成された。 3次元の球上の各点に、同じ計算が何度も繰り返し適用されている。これは、通常の2次元のマンデルブロ集合が無限に自己反復を繰り返すことで複雑な図形を描き出していることと、発想としては似通ったものだ。 [フラクタルは、フランスの数学者ブノワ・マンデルブロ(Beno将ツt Mandelbrot)、ャニウニ靴心審悗粒鞠亜涎舛良♢帆澗里㏔柄蟷砲覆辰討い襪發里覆匹鬚いΑa href="http://ja.wikipedia.org/wiki/マンデルブロ集合" target
PCアプリはもちろん、いまでは携帯電話にも計算機機能が付いており、暗算をする必要に迫られることはずいぶん少なくなってきましたが、ちょっとした豆知識と頭の体操に、とっておきの暗算ショートカット法はいかがでしょう? ハウツー系ブログメディア「Wired How-To Wiki」では、2ケタの掛け算も一瞬に解けるとっておきの暗算術を紹介しています。詳しくはこちらの記事もご覧いただくとして、いくつかご紹介です。 【入門編】 9倍する まず10倍し、その数から元の数を引く。 たとえば23の場合、 23 * 9 = (23 * 10) - (23 * 1) = 230 - 23 = 207 実用編は以下へと続きます。 【その1】 5倍する 元の数を半分にし、これを10倍する。 たとえば24の場合、 24 * 5 = (24 / 2) * 10 = 120 【その2】 2ケタの整数を11倍する たとえば
メインページ / 更新履歴 数学:物理を学び楽しむために 更新日 2024 年 3 月 18 日 (半永久的に)執筆中の数学の教科書の草稿を公開しています。どうぞご活用ください。著作権等についてはこのページの一番下をご覧ください。 これは、主として物理学(とそれに関連する分野)を学ぶ方を対象にした、大学レベルの数学の入門的な教科書である。 高校数学の知識を前提にして、大学生が学ぶべき数学をじっくりと解説する。 最終的には、大学で物理を学ぶために必須の基本的な数学すべてを一冊で完全にカバーする教科書をつくることを夢見ているが、その目標が果たして達成されるのかはわからない。 今は、書き上げた範囲をこうやって公開している。 詳しい内容については目次をご覧いただきたいが、現段階では ■ 論理、集合、そして関数や収束についての基本(2 章) ■ 一変数関数の微分とその応用(3 章) ■ 一変数関数の
結城浩 「数学ガール」シリーズの登場人物によるトークイベントです。 ここでは数学は出てきません。気楽にお楽しみください。 舞台裏 僕「ねえ、ミルカさん」 ミルカ「何?」 僕「緊張しない?」 ミルカ「何が?」 僕「だって、今回、僕たちだけでトークしなくちゃいけないんだよ」 ミルカ「いつも通りでいいと結城先生はおっしゃっていたじゃない」 僕「うーん…緊張するなあ」 ミルカ「そう? それより、テトラはどうなっているの」 僕「あ、さっき連絡があったよ。目覚ましの時間を間違えたらしくていまあわててこっちに向かっている途中」 ミルカ「ふうん…いつも通りね。いいじゃない」 僕「いいか?」 テトラ「す、す、すみませぇん! タイマーセットを…はぁ、はぁ…間違えて…ここに…くるっ…来るまで」 僕「いいから、状況は分かっているから、しゃべらなくていいよ。あと一分で本番」 テトラ「…もうっ、あたしっ、緊張して…」
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