【ワシントン共同】米主要航空各社は18日、米国内線と一部国際線の旅客や乗務員らに対し、新型コロナウイルス対策としてのマスク着用を求めることをやめたと発表した。同日、南部フロリダ州の連邦地裁が、疾病対策センター(CDC)が課す公共交通機関や空港などでの着用義務を違法と判断し、運輸安全局(TSA)がマスク着用義務をいったん解除したことを受けた措置。 マスク巡る乗客トラブルが7割 米航空業界 鉄道やバスでも着用呼びかけ停止の動きが広がる可能性がある。政府は上訴を含めて対応を検討中。サキ大統領報道官は「連邦地裁の判断は残念だが、CDCは勧奨は続ける」と話した。