コラム 【加部究コラム】20世紀とは立場が変わった日韓戦 Tweet 2011年08月11日11:12 Category:コラム加部究 日韓ともに4−2−3−1で臨んだ一戦だったが、適材適所にタレントを揃え、有効に機能させているという点で、明らかに日本に一日の長があった。実はザッケローニ就任後の過去2試合ともに、コンパクトな連動を発揮できた時間帯では同様に韓国を圧倒出来ていたから、早晩こういう結果が出ることも予想できなかったわけではない。 日本は南アW杯後に、香川が台頭し、岡崎がサイドに回り、1トップに李という適任を得た。この日の韓国戦を見ても、明らかに前線の質の高い連動が、守備への負担を軽減し、今野―吉田の新しいCBコンビにも自信と安定感をもたらしている。 逆に韓国は、アジアカップで劇的に世代交代を図ったが、さらに精神的にも支柱だったパク・チソンとイ・ヨンピョが抜け、プレミアリーグで経験