東大大学院が4年前から開催している「iii Exhibition 10」より。写真は門脇明日香さん作のプニプニした入力デバイス「Jelly Interface」。パン生地のようなデバイスをプニプニすると、圧力を感知して音や光が変化する。詳しくは後述 秋も深まり、いちょう並木があざやかな黄色に色づく東大キャンパス。工学部の片隅で、今回で第10回となる産学連携プログラム制作展「iii Exhibition」が今日から開催されている。 もともとは講義の一環としてはじめられたこの制作展、生徒たちが大学院で研究している最先端の科学技術に「分かりやすく、そしてめちゃくちゃ面白く」ふれられるチャンスでもある。 制作者の生徒からしてみれば「(見えない)科学技術を(魅せる)メディアアートに変換する」という難しさがある。その緊張感が作品個々の高いクオリティーにつながっているのだろう。 前置きはこの辺にしておい