その歴史を1686年にまで遡る由緒ある蔵元で、創立以来、何と300年以上もの間、地元清水で愛され続けています。 代表銘柄は「静ごころ」で、この酒はまだまだ純米酒が市場に少なく、「質よりも量」という時代であった昭和60年に静岡県清酒鑑評会の純米酒部門で首席の県知事賞を受賞。 古くから「品質至上主義」を実践してきたのです。 そんな蔵元が平成14年に「日本酒ルネッサンス」を目指してリリースしたのが「臥龍梅」銘柄。 この酒はすべて特定名称酒で、特筆すべきは本醸造クラスでさえ鑑評会出品酒並の全量600kgの吟醸小仕込み。 鑑評会出品酒と異なるのは米の種類と精米歩合のみです。 初リリース以来、あっという間にスーパースターの仲間入りを果たしてしまったこの酒ですが、手間暇が掛かるために量を造ることができず、そのために特約店は全国で100軒がやっとのことです。 酒名の由来は蔵の近くにある清見寺