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ブックマーク / ockeghem.hatenablog.jp (5)

  • 携帯電話向けWebアプリのセッション管理はどうなっているか - ockeghem's blog

    最近購入したPHP×携帯サイト 実践アプリケーション集を読んでいて妙な感じがしたので、この感覚はなんだろうと思っていたら、その理由に気づいた。書に出てくるアプリケーションは、PHPのセッション管理機構を使っていないのだ。そんな馬鹿なと思ったが、目次にも索引にも「セッション」や「session」という語は出てこない。サンプルプログラムのCD-ROM上で session を検索しても出てこないので、セッションはどこでも使っていないのだろう。 そうは言っても、書にはブログやSNSなど認証が必要なアプリケーションも登場する。書で採用している認証方式はこうだ。 携帯電話の個体識別番号を用いた、いわゆる「かんたんログイン」のみを使う 認証状態をセッション管理機構で維持しない。全てのページで毎回認証する そのため、「iモードID」など、ユーザに確認せずに自動的に送信されるIDを用いる つまり、全て

    携帯電話向けWebアプリのセッション管理はどうなっているか - ockeghem's blog
  • i-mode2.0は前途多難 - ockeghem's blog

    既に発表されているように、NTTドコモの夏モデルからi-modeの仕様が大幅に拡張され、JavaScriptCookie、Refererに対応するようになった。これら仕様変更はセキュリティの面からも影響が大きいため、私は夏モデルの中から、P-07Aを発売開始日(5月22日)に購入した。そして、リリースどおりJavaScriptCookie、Refererが動作することを、実機にて確認した。 ところが、P-07Aと同日に発売開始されたN-06Aは、その日のうちに一時販売停止のお知らせが出る。 この度、弊社の携帯電話「N-06A」において、iモード接続時の不具合が確認されましたので、販売を一時見合わせさせていただきます。 なお、事象に伴い、日発表いたしました「N-08A」の販売開始日につきましても、5月28日から延期となります。 「N-06A」の販売再開及び「N-08A」の販売開始時期

    i-mode2.0は前途多難 - ockeghem's blog
  • 正規表現で「制御文字以外」のチェック - ockeghem's blog

    一般に、セキュアコーディングの基として入力値の検証(Validation)をせよということになっていますが、これが変な方向に行くといわゆる「サニタイズ」のような手法になってしまいます。以前も指摘したように、アプリケーションとしてのValidationは仕様に従って行うべきものです。 ですが、概ねどの場合でも行うべき検証として以下があると思います。 文字エンコーディングの妥当姓 制御文字(\x00〜\x1f, \x7f)のチェック 文字列長のチェック このうち後ろ二つを正規表現として書くにはどうすればいいかを考えていました。つまり、「制御文字以外の文字でm文字以上n文字以下」というようなチェックです。m文字以上、n文字以下は、{m,n}で書けるので、問題は「制御文字以外の文字」です。これはtextタイプのinput要素で、かつアプリケーション仕様としては文字種の制限をしない場合を想定してい

    正規表現で「制御文字以外」のチェック - ockeghem's blog
  • SQLインジェクション攻撃はDB上の任意データを盗み出す - ockeghem's blog

    前回に引き続き、Think IT上の連載「SQLインジェクション大全」の第4回:ケース別、攻撃の手口を読んで感じたことを書きたい。 まず、この記事は以下のような書き出しから始まっている。 記事は、システムを防御するにはまず敵を知らなければならない、という意図の下に、攻撃手法を紹介する。 dfltweb1.onamae.com – このドメインはお名前.comで取得されています。 この趣旨に異論があるわけではないが、しかしこの表現は誤解を生みやすいものだと思う。 というのは、「敵」(攻撃方法)を知ったからと言って、防御の方法が導き出せる訳ではないからだ。例えば、開発者が「最近のSQLインジェクションの自動化攻撃にはT-SQLのDECLARE文が用いられる」という情報を得て独自に対策を考えた場合、DECLAREという単語をチェックしてエラーにしたり、単語を削除することを考えがちだと思う。現に

    SQLインジェクション攻撃はDB上の任意データを盗み出す - ockeghem's blog
  • 2007-03-06

    ケータイWebアプリの脆弱性問題は、私の専門分野であるので、もう少し突っ込んでみたいと思う。 高木浩光氏の高木浩光@自宅の日記 - 携帯電話向けWebアプリの脆弱性事情はどうなっているのか 携帯電話Webアプリのセキュリティが怪しいという話はいろいろな人から耳にするが、携帯の世界では秘密保持契約による縛りがあって、皆それらを話せない状態になっているようだ。その結果として、脆弱性の実態が明らかにならないばかりか、正しい実装方法の普及が進まない。 この問いかけに対して、技術論ではなく、脆弱性検査を実施した結果の統計情報で回答する。 というには、私の勤務先では、まさにケータイ向けWeb脆弱性診断をやっていて、昨年一年間の脆弱性傾向の統計を発表しているからだ。 https://www.kccs.co.jp/contact/paper_websecurity/index.html このホワイトペーパ

    2007-03-06
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