「米国のネット管理独占」をめぐる論争(上) 2005年11月17日 コメント: トラックバック (0) Kevin Poulsen 2005年11月17日 チュニジア、チュニス発――インターネットの未来を話し合うため、各国の代表者たちが大挙して国連の『世界情報社会サミット』(WSIS)に集まってきている。それにしたがって、秘密裏に手を結んだり、政治的現実主義によって策謀をめぐらしたりするひそかな声が、古都のほこりっぽい土壌を潜行しつつある。 15日(現地時間)、世界各国から集まった人々がチュニジアの空港に続々と降り立った。その中には、滑走路から数分の場所に建設された登録センター(写真)にシャトルで移動する間も、まだスピーチ原稿に手を入れている人もいる。この登録センターで、参加者とマスコミ関係者は、列に並んで『RFID』(Radio Frequency IDentification:無線通信