前回岸和田でのＧ１高松宮記念杯では散々な成績に終わった川村晃司（３９＝京都）が、準決１０Ｒ、気迫の逃げで２着に粘り込んだ。「地元地区では調整ミスで悔しい思いをしましたが、これで少しは気持ちも晴れました」と会心のレース内容に飛びっきりの笑顔を見せた。「調子は着実に上がってきています。決勝も自分らしいレースで頑張りたい」。決勝は、中部両者と九州コンビでもつれるようだと、出番はある。

中沢和志（３８＝埼玉）が２日目に連勝を果たした。 １２Ｒでも仕掛け的確に逃げ切った。得点率も２位に浮上。「回り足は初日より良くなっている。直線は普通か、少し分が悪い」と実戦足に特化してリズムを上げてきた。

準決１２Ｒで大波乱が起こった。 優勝候補筆頭の深谷知広（２５＝愛知）が野原雅也の逃げをまくれずまさかの敗退。地元期待の大塚健一郎（３７）も共倒れに終わってしまった。深谷はさすがに厳しい表情で引き揚げてきた。クールダウンの後は「悪かった点を修正して、明日は勝てるように頑張ります」と気持ちを切り替えていた。不発の深谷から切り替えて、最終３角で今開催の２度目の落車となった大塚は、深々と頭を下げながら「すいません」と最敬礼。地元Ｇ３初制覇の夢は今年もお預けとなった。

正木聖賢（４０＝広島）は上位級の仕上がり。 「前走の魚谷（智之）さんがペラを仕上げてくれていますし、上位に劣ることはないですよ」と機力に胸を張る。 準優１２Ｒは２号艇。予選トップ通過を決めた坂口周と対戦する。機敏に立ち回って坂口を脅かす。

６Ｒ、３艇による集団フライングが発生した。渡辺睦広（４６＝東京）と原田幸哉（３９＝愛知）がコンマ０１、谷勝幸（４２＝広島）はコンマ０７の勇み足。３日目までの得点率トップから一転、Ｖ戦線から脱落した原田は「僕の不注意です。迷惑をかけて本当に申し訳ありませんでした」と肩を落とした。なお、谷は内規により即日帰郷となった。

坂口貴彦（２６＝岡山）がオール舟券絡みと頑張っている。 ３日目７Ｒの１号艇は、課題だったスタートを踏み込んで先マイ。太田克哉のまくりを封じて逃げ切った。「スタート勘はだんだんつかめてきた。伸びは普通だけど、回ってからがいい」。得点率は４位タイ。準優好枠を狙って予選最終日に臨む。

萩原秀人（３６＝福井）が、初日１２Ｒのドリーム戦を制した。 ４コースのカドから豪快にまくって１着。ただ他艇との接触があったため、不良航法で減点７となった。それでも、行き足、伸びはかなりのレベルだけに、２日目以降の巻き返しは濃厚だ。

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上り調子の飯塚３２期・町田龍駿（２５）が、２７戦目で今年初勝利を挙げた。 最終予選６Ｒはマイペースの逃げに持ち込み、後続をちぎって圧勝した。準決進出はデビュー以来初めて。「前節浜松から交換したヘッドがなじんできた。準決は乗り手だと思う。練習で乗り込んでコースをしっかり守って走る」。少し滑ったので新しいタイヤを当たり付ける。準決９Ｒは初優出を目指して逃げに徹する。

準優１２Ｒで１号艇の松井賢治（３６＝兵庫）が、カド４コースからまくって勝利した。 間嶋仁志（４５＝三重）が進入から６枠から前付けでインを奪うと、松井は抵抗せずに４コースカドに引いた。コンマ２０のトップスタートを切ると一気にまくりきった。 今年７度目の優出で優勝戦１号艇を手にした松井は「進入は予想外だった。足合わせでは中嶋くんだけには負けるのでその次。中間速がいいので自分の方がいい足だと思う。今節はペラの微調整とかギアケースだけで特別なことはやってない。優勝戦はインからいきます」と今年初優勝へ鼻息を荒くしていた。

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平成27年6月29日、安倍総理は、総理大臣官邸で「さんきゅうパパプロジェクト」による表敬を受けました。

平成27年6月29日、安倍総理は、都内で開催された「2015 ACCJ Women in Business Summit」に出席しました。

小松島競輪のＧ３阿波おどり杯争覇戦が７月２日から５日まで開催される。村上義弘、稲川翔、平原康多、脇本雄太、桐山敬太郎ら強力遠征陣に、原田研太朗、小倉竜二らの地元勢が挑む図式。４日間の熱い戦いに注目だ。

トモヤがＳＧ連覇！　第１２Ｒで優勝戦が行われ、１号艇の山崎智也（４１＝群馬）が先マイから押し切り、５月大村オールスターに続くＳＧ連覇を達成した。ＳＧ連覇は史上１４度目。グランドチャンピオンは初制覇で通算９個目のＳＧタイトルを手にした。２着は峰竜太、３着は辻栄蔵だった。 前検日、エンジン抽選後に掲げたＶサインが序章となった。山崎智也は最後まで冷静に戦い抜き、物語は見事に完結した。わずか１カ月余りの間に、２度のＳＧ制覇を成し遂げた。「やり過ぎでしょう」。ヒーローは何度もこう繰り返し、端正な顔でほほ笑んだ。 優勝戦も危なげなく逃げた。「昼に深川（真二）と足合わせして若干、分が良かった」。予選トップを快走した同期を終盤に来て機力でも上回っていた。こうなれば、負ける要素は限りなく少なかった。グランドチャンピオンは初制覇。史上１４度目のＳＧ連覇で、通算９個目となるＳＧタイトル獲得となった。 ＳＧ優勝戦

目標の９３億円に対して、６日間合計９３億１７６８万９００円を売り上げた。スタート事故による返還が、１億４５５８万５５００円あったが、目標額をクリアした。

車を乗り替えてきた藤岡一樹が上昇のきっかけをつかんだ。２日目（良走路）は９Ｒに出走。Ｓ４番手から４周１角で２番手に上がると、５周３角でまくって首位を奪って勝利した。 「久々の１着です。車はキャブをやって軽くなったし、流れ込みがすごくあって乗りやすい。もう少し手前からくればいいので、バネをやります」と車の調整に力が入る。怖い男が戻ってきた。

実力者の池田浩美が上昇気流に乗ってきた。 初日が６着。２日目５Ｒで６着後には「これが限界ですかね」と弱音を漏らしていたが、全力のペラ調整などで反撃態勢に。２日目９Ｒで１着、３日目６Ｒでも１着となり「２日目の後半から手応えが出て、さらにましになってきた。行き足が良くなっている」と感触は上々だ。乗り心地には違和感があり「ペラをやります」と前を向く。押し上げた得点率は１４位で勝負駆けの今日は７、１２Ｒに登場。目が離せない。

辻栄蔵の悲願はかなわなかった。 ５コースから１Ｍは差し込んだ。バックで伸びて２Ｍを２番手で回ったが、峰竜太にかわされ３着となった。「スタートは正直、分からなかった」と肩を落とした。宮島では１３年ぶりのＳＧで、地元勢唯一の優出だったが、悔いの残るレースとなった。「次の宮島ＳＧの時、僕は何歳ですかね。５３歳かな？　それまでに修行します」と、最後はさわやかに笑った。

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