川津悠揮（２７＝北海道）が準決９Ｒを追い込みで制し、今年初勝利とともに、通算１００勝に王手をかけた。 準決は人気の伊早坂駿一を三浦翔大－川津が最終ホームから強引にカマして先行。川津は伊藤翼のバックまくりに切り替えて追い込んだ。９９勝目と知ると「翔大のおかげです。やっとですね。なかなか勝てなかったから」と笑った。前期Ｓ級では未勝利に終わり、実に１９３日ぶりの白星だった。「まだまだタテも出すつもりはある。準決も前後どっちでも良かった」。決勝は青森勢を引き連れての自力勝負を宣言。ＳＳ班深谷知広と同期の９６期生が、メモリアルＶを目指す。

地元の西村拓也（２８＝大阪）が、会心の４カドまくりで制した。 コンマ０４のトップスタートを決め、鮮やかに攻め切った。「差しても厳しいと思ったので、伸び一本でいった」。この優勝で９月尼崎で行われるプレミアムＧ１ヤングダービーの優先出場権を手にした。２着は磯部誠、３着は松田祐季が入線した。

チャレンジ４Ｒで藤井準也が先輩の吉田将成を連れてカマシ先行した。ゴール前は吉田に差されたものの２着に逃げ粘って岐阜ワンツー。連日の積極策は光る。決勝は今シリーズがデビュー戦で連勝を決めた山本紳貴、大矢崇弘の１０７期が強敵になる。「新人が相手ですが自分は年下だし挑戦者の気持ちでいる。全開でもがいていくだけです」。完全燃焼のレースに徹して、３場所連続Ｖを狙う。

地元のエース・仲口博崇（４２＝愛知）が沢大介らと並んで前検１番時計をマークした。「起こし、立ち上がりがめちゃめちゃ重かった。班の比較はそんなに変わらなかったけど、現状ではいいエンジンの手応えはない」と慎重に話すが、スタート特訓のムードは決して悪くはなかった。好枠２走の初日は連勝の期待が膨らむ。

稲垣裕之（３７＝京都）が期待に応えて２連勝で決勝進出を決めた。準決は鈴木誠の強烈な抵抗に危ない場面もあったが、力の違いでまくり切った。「厳しいブロックを乗り越えられたし、調子はいいと思います」。決勝は佐川翔吾の番手戦となった。めきめきと力をつけた佐川なら信頼してマークできる。城幸弘や高橋陽介の波状攻撃を止めて、なおかつ佐川を残し気味にかわし、今年後半戦のスタートを完全Ｖで飾る。

細川裕子（３３＝愛知）が女子優勝戦の１号艇をつかんだ。 インで臨んだ準優１２Ｒはいったん、平山智加の差しを許したがパワーで突き放した。「回り足がすごく良くて、行き足や伸びも悪くない。先に回れば大丈夫です」と自信ありあり。優勝戦はインから先手あるのみ。悲願の地元初Ｖを決める。

川津悠揮（２７＝北海道）が準決９Ｒを追い込みで制し、今年初勝利とともに、通算１００勝に王手をかけた。 準決は人気の伊早坂駿一を三浦翔大－川津が最終ホームから強引にカマして先行。川津は伊藤翼のバックまくりに切り替えて追い込んだ。９９勝目と知ると「翔大のおかげです。やっとですね。なかなか勝てなかったから」と笑った。前期Ｓ級では未勝利に終わり、実に１９３日ぶりの白星だった。「まだまだタテも出すつもりはある。準決も前後どっちでも良かった」。決勝は青森勢を引き連れての自力勝負を宣言。ＳＳ班深谷知広と同期の９６期生が、メモリアルＶを目指す。

峰竜太（３０＝佐賀）が、準優１２Ｒの不良航法で賞典除外となった。 レースは石野貴之が逃げ、杉田篤光が２番手で続いたが、峰が２周２Ｍで逆転２着を奪った。しかし、峰が杉田を交わしたターンは突っ込みによる不良航法と判断された。レース後、競技本部に呼ばれた峰は「アウトでした」と頭を下げた。

人気に推された初日特選は、まくれずに６着に敗れた石井秀治（３６＝千葉）が、準決１１Ｒで最終２角８番手から強烈にまくり、１着で突破した。 「前（津村洸次郎）もかかっていたけど、まくれて良かった。（お客さんに）いいものをお見せしたでしょう」と余裕の笑み。決勝はこれも絶好調の後輩山中秀将の進出でＶ確率ははね上がった。

伏兵・大谷直弘（３７＝愛知）が得点率トップに立った。１２Ｒはイン原田幸哉を４カドまくりで下した。 同県の先輩・原田が「ナオ（大谷）にやられた。力負けです」と苦笑い。大谷は「回転を止める調整で伸びも付いたし、全体に上位級です」と胸を張る。準優好枠を狙って４日目も好勝負だ。

篠崎仁志（２７＝福岡）が鮮やかな逆転劇で、ウエスタンヤング連覇を達成した。 優勝戦は２コースから１番差しで、先行する小坂尚哉をとらえて２Ｍを先に回った。ターン後に舟が浮き小坂に差し返されたが、２周１Ｍで強ツケマイを決めて再逆転に成功した。２着は小坂、３着は尾嶋一広が入った。この優勝で９月２２日から尼崎で行われるプレミアムＧ１ヤングダービーの優先出場権を獲得した。 今年は６度目の優出で遅ればせながら初優勝を飾った。「準優で負けたりと勝負弱かったのでうれしい。まだまだ強くなりたいのでこれからも頑張ります」と話した。

鎌田義（４１＝兵庫）が初日メーン１２Ｒの記者選抜戦１号艇に座る。 フライング２本持ちのハンディを背負うが、手にした６４号機はまずまずの動き。「普通やね。みんなスタートが早いと言っていたけど、ちょうど良かった。ペラだけ調整する」。スタートこそ慎重になるが、地の利を存分に生かして初日から白星を挙げる。

１１３期生の木幡純也（２７＝愛知）が、デビュー初勝利を飾った。 ７Ｒはフライング艇が出る中、木幡は５コースからコンマ０１の際どいスタートを決め、鋭くまくり差した。２着が９回あったが、１８３走目に待望の１着を挙げた。「同じレースで後輩がフライングしたので複雑ですけど、これをきっかけにしたい。戸田ってお客さん多いですね。大好きになりました」。祝福の水神祭を多くのファンが見守ってくれたことに感激し、満面の笑みがこぼれた。

今節デビューを迎えた東口純（２１＝石川）が５、２着で無事、決勝進出を決めた。 ２日目は最終４角での斜行が審議対象になったが、それもセーフになり「取りあえずよかった。決勝は乗らないとダメだと思っていたから」とはにかんだ。ＢＭＸフラットランド出身らしく、ハンドルワークは巧みだ。「展開は読みにくいけど、前前自在に動いて敗れた同期２人の分まで頑張りたい」。東口がデビュー戦Ｖを狙う。

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寺田祥（３６＝山口）がドリーム戦を制した。好調３４号機を引き当てて、前検から直線系の足は良かった。 初日は雨の影響があってか「回転が合っていないのでターン回りがもうひとつ」と不満顔だった。それでも伸びは上位級。４、６号艇での２走となる２日目も期待できそうだ。

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平成２７年７月７日、安倍総理は、都内で開催された第９回ＵＩＣ世界高速鉄道会議オープニングセレモニーに出席しました。

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すれ違う人にいじられまくるボンバーヘッド。ピットでひときわ目立つ山崎昂介が、準進戦９Ｒで逃げ、レースでも存在感を見せた。 「このエンジン、すごくいいです。ありえないぐらい回転を抑えられる。パワーでしょうね」。試運転は平凡でも実戦で輝く２号機を絶賛した。「もう限界です、また美容室に行かないと」。面積の増すアフロヘアをヘルメットに押し込め、今日も驚異のレース足を爆発。ヘッド（１着）を狙う。

中田竜太は出足に気配をにじませた。 準優１０Ｒ、２コースから瞬時に差して先行を狙った西村拓也をバック見事にとらえた。「差して届いたと思ったけど、西村選手も伸びていましたね。出足、回り足はトップクラスですよ」。レース足の良さを武器に、１号艇の遠藤エミに少しでも重圧をかけたい。

伊早坂駿一が、先輩卒記チャンプの意地を見せる。 予選９Ｒは打鐘すぎ先行で茨城ワンツー決着。「すんなりの展開で良かった」と笑った。デビューからちょうど１年がたち、「早いですね。でも少しずつ成長できていると思う」と振り返った。新人にも刺激を受けた。新山響平とは１学年違いで高校時代は１キロＴ・Ｔで優勝を争った間柄。「後からどんどん強い人が出てくるので、負けずに食らいつきたい。今期はＳ級を取る」と、七夕を前に決意を口にした。 ５００バンクは通算１０戦９勝、連対率１０割と実績抜群。伊早坂が最激戦区の準決９Ｒ突破を狙う。

８Ｒで単騎の戦いだった引地正人が大逆転劇を演じた。 最後方に置かれるピンチだったが最終ホームからじわじわ踏み上げ、終わってみれば２着に６車身差をつける豪快なまくりでゴール。約１年間、梨状筋症候群の影響で低迷していたが、スランプ脱出の予感がある一発だ。「一時期に比べるとだいぶ良くなっていますね。１回見ちゃったんですが、いっちゃえと。自分は気持ちで走るタイプだから明日も勝つつもりでいる。穴をあけられるように頑張ります」。 勢いに乗って準決１０Ｒも波乱の１車になる。

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Ｇ１オールスター競輪（９月１９～２３日）の期間中、開催地の松戸競輪場にフラッグガール「ＮＫＬ３３」が登場する。 メンバーは嶋崎美香さん、愛甲ミカさん、内海千帆さん。神奈川県・花月園競輪場の廃止（１０年３月）とともに解散した、伝統ある「南関レディース」（川崎や花月園を中心に南関東地区の開催で代々、フラッグガール、イベントのアシスタントを務めた女性）最後のメンバーだ。 ５年の時を経ての再結成。バンクに花を添えるだけでなく、場内イベントをアシスタントとして華やかに演出する。トップレーサーが熱戦を繰り広げる松戸競輪場で、懐かしの３人組を応援しよう。

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