地元の下田哲也(41=香川)が連勝を飾り、得点率3位タイまで浮上してきた。 特に前半7Rは展示から気配が良く、レースも危なげなく逃げ切った。「展示タイムが良くなった。ゾーンに入った感じです」とにっこり。このパワーを維持できれば、準優1枠の獲得も十分にありそうだ。
地元の下田哲也(41=香川)が連勝を飾り、得点率3位タイまで浮上してきた。 特に前半7Rは展示から気配が良く、レースも危なげなく逃げ切った。「展示タイムが良くなった。ゾーンに入った感じです」とにっこり。このパワーを維持できれば、準優1枠の獲得も十分にありそうだ。
初日ドリーム戦1枠の松井繁(45=大阪)が、相棒に十分な手応えを口にした。8号機は複勝率45・8%。9月上旬には高浜芳久を優勝に導いた代物だ。 特訓を終えた松井は「久しぶりにいいエンジンを引いたね。落ち着いてペラをやれば、エンジンは出るでしょう」と好感触を強調した。
山ノ内雅人(24=福岡)の伸びがすごい。10Rは1Mで最内を差したがバックは5番手。そこからターンマークを回るごとに着順を上げ最後は2着に食い込んだ。「行き足から伸びにかけてがいい」。ここまで中堅クラスだった70号機が見違える動きとなっただけに「あとはスタートとレースに集中します」。江戸川は昨年9月以来、2回目の参戦だが「苦手意識はありません」と言うだけに、中盤戦以降も目が離せない。
新田祐大(29=福島)が、バック3番手まくりで快勝。昨年9月の青森G3以来、通算5度目、今年初のG3優勝を飾った。 レースは稲垣裕之-村上義弘-吉田健市が前団。中団に岩津裕介-小倉竜二がつけて4車の新田祐大ラインは後方で残り2周。新田が上昇すると稲垣は「突っ張る作戦だったけど、一瞬新田君に出られて、引くに引けなくなった」と、イン粘り。新田は当然のようにペースダウン。この動きを見た岩津-小倉が打鐘で前に出たが、新田が仕掛けないためやむなく先行。結局3番手の絶好位の新田がバックまくりで完勝。2着には新田ライン3番手の芦沢大輔、3着は切り替え伸びた村上が入った。 優勝した新田は「強い京都の2人と力勝負がしたかったが、稲垣さんのイン粘りは予想外。ファンが満足してくれるレースではなかったことが残念。次走の競輪祭(11月小倉)までしっかりと調整できるので、競輪界を盛り上げる走りを見せたい」と話した。
毒島誠(31=群馬)が、インから逃げて前節の桐生に続きG1連続優勝を決めた。 G1Vは5月の丸亀を含めて今年3回目、通算では5回目。賞金ランキングは3位に浮上した。コンマ07のトップスタートを決めて先に回り、バックで突き放した。「スタートは少し置きにいったけど勘通りには行けました。エンジンも前検から良かった。最後は良かった桐生よりも出てました」とレース同様に落ち着いた笑顔で話した。
優勝戦は山田哲也(32=東京)が、イン先マイを果たして優勝した。 今年6回目、尼崎では今年7月の一般戦に続いて連続Vとなった。内を突いた富山弘幸(57=大阪)が、バック差し伸びてきた打越晶(47=福岡)を2Mで退けて2着を確保。打越は3着だった。この優勝で山田は来年3月に地元平和島で開催されるSGクラシック出場に向けて大きく前進した。
地元の女子レーサー益春菜(28)は川口、伊勢崎SG、川口とナイターが続いた。今回は4節ぶりの昼間開催となる。 「前節最終日は、乗りやすくて4日間の中で一番いい動きだった。走路が食い付くナイターがいい」。前節は優出こそ逃したが、2勝してオール3着以内と安定した走りだった。消音から通常のマフラーに変わる今節は、微調整して練習で動きを確認する。
11Rのケイリンエボリューションは、断然人気に推された早坂秀悟(29=宮城)が、打鐘4角からの一気カマシで押し切った。 「人気になっていたので勝ててうれしいですね。調子も良かったし、ナショナルチームの一員としても負けるわけにはいかなかった。これをきっかけに本業の競輪では来月小倉競輪祭(G1)があるので、そこで決勝へ進みたい」と話した。2着に原誠宏、3着には菅田和宏が入った。
特選は山崎光展(28=京都)の先行1車。得点最上位の上、展開も向きそうで当然、ファンの支持を集めそう。 ところが、「8月の落車で腰を打って、本来の出来じゃない。余裕もないし、着をまとめている感じ」と浮かない顔だった。 近畿スジの木村直隆が続くが、初手から安東英博が競り込むことも不安材料のひとつ。しかし、当地はチャレンジ、1、2班戦とも初Vを飾った験のいいバンク。後ろ競りを尻目にスイスイと逃げ切ってこそだ。
さあ決勝-。稲垣裕之を目標に、村上義弘の地元G3連覇に期待だ。 準決も見事な連係でワンツーを決めた村上と稲垣。ファイナルも華麗な連係で上位独占を狙う。だが今年G1・2冠の新田祐大もさすがの走りを披露。異次元パワーで互角のV争いとなる。SS班岩津裕介の切り込みにも注目だ。
【検車場ポロリ本音】 ◎首の皮一枚で。 冨岡(2R)何とか6着(7着以下帰郷)で最終日まで走れる。最後は最低でも確定板を目指して頑張る。 ◎知らぬ間に100勝。 角(6R)周りに言われて初めて気付いた。全然意識しないまま記念で決められて良かった(苦笑)。 ◎今節2勝目も。 佐野(7R)2予の9着が悔やまれる。やっぱり番手の競走は難しいですね。 ◎一発に懸ける。 河村(11R)競技用フレームは高いから小林莉子(ガールズ)のを借りてきました(苦笑)。一発勝負でプレッシャーもないから気楽に狙います。
【秋山正則・スピリチュアル車券】 大竹慎吾が3日目特選9Rで奮闘した。出切れなかった西田大志マークから外を踏んで、3着に届いた。確定板に載り、満足そうな笑みで引き揚げてきた大竹は「自分でもよく伸びている。実は昨日、小嶋敬二君と話していたら、ギア比の企業秘密をポロッと教えてくれたんで、これを取り入れたらさらに伸びると思う」とにんまり。 ◆10R その大竹は恩人小嶋と同乗するが、お構いなく坂本マークから、隙を突くシーンに期待する。(6)から(1)(2)(3)(5)(8)(9)の2、3着受け。
【12R:決勝・決断】 大挙しての進出も予想された地元勢だが、結局は村上、稲垣の2人のみ。それでも前を任される稲垣が連日、気迫あふれるレース内容で絶好調だ。その稲垣マークからまだ余力がありそうな総大将の村上が気力で抜け出しを図る。本命だ。 地元勢の強さには定評がある向日町G3だが、今回の新田は強力地元タッグと比べても引けは取らず、互角のV争いとなる。マーク戦不慣れな飯野の番手は多少不安はあるが、最低でも6番手なら、後手を踏んでもまくりが十分届く。巧者岩津は好位置を狙って浮上を狙う。 稲垣 状態は上がっている。義弘さんが付くし自力勝負。強い新田君相手だけど気迫で立ち向かう。 岩津 小倉さんが付いてくれるし自分で何かする。 芦沢 後ろに付ける勝瀬さんも了解してくれたので福島の3番手から勝負。 勝瀬 芦沢君に任せる。 新田 ファンに喜んでもらえるような内容ある走りをしたい。自力。 吉田 京都勢の
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