男女W優勝戦で女子の主役、山川美由紀(49=香川)はドリーム戦1号艇で必勝を期す。 ただし、前検はいきなり新ペラ交換で調整に追われた。「もらったままで特訓に行ったら行き足も回り足もひどかった。本体点検も含めて本番までには間に合わせたい」。機力を立て直して初日の好発進を狙う。
片岡雅裕(30=香川)が2日目連勝を飾った。後半12Rは3コースからまくり差してインの大峯豊を撃破した。「差してからが良かったし、足は全体にいい。上位だと思う」と機力に胸を張った。
田中和也(31=大阪)のエンジン気配がいい。初日12R選抜を6コースから快勝するなど「今節は序盤からずっと足がいいんですよ」と話すように、予選最終日の4日目も2、2着でまとめ、得点率2位通過で準優11Rの1枠を得た。 「もうほぼこのままで。やっても微調整をするぐらい」好気配の19号機に全幅の信頼を置いている。江戸川ではまだ優出がない。それだけに、前走地の唐津でフライングしたばかりでも「準優はきっちりスタート行きますよ」。こん身のスタートを決めて、まずは江戸川初優出を目指す。
浦崎貴史(44=北海道)が気合十分だ。 初日特選10Rはしぶとさが光った。A級最強ランクの中田雄喜がまくって勝つと、番手で2着の千沢大輔に続いて3着に入った。「好調? うんうん。ただ、離れてから伸びたわけだしね。よかった」と胸をなで下ろした。S級ボーダーの競走得点をアップさせることが課題。準決10Rは、中田の番手回りとなり「正念場? うんうん。気持ちが大事。付いていく」と言い聞かせるように語った。有言実行か注目したい。
初日選抜戦6人のうち、優出できたのは2人だけ。そのひとりが、機力に苦しんだ平田忠則(39=福岡)。得点率2位で優勝戦2号艇を取った。「優勝候補と言われていたのに、まったくそんなレースができずに申し訳ない。悔しい」と出るのは反省の弁ばかり。それでも「22日は知人の結婚記念日で、21日も応援に来てくれていた。その人のためにも優勝したい」と語っていた。
上昇機の10号を駆る井川大作(45=岡山)の動きが本格化した。5Rは展開のあやで6着に敗れたが、その後のペラ修正が実り、11Rをイン逃げで解消した。 「今が一番良かった。全部の足が整ってる。総合すると上位です」。優出ボーダーを7・60に想定すると、3日目12Rは1着条件の勝負駆け。枠は遠いが、パワー面の魅力は十分ある。
優勝戦は尼崎巧者の村越篤(38=香川)がセンターからまくり差しを決めて今年初、尼崎では2回目のVをつかみ取った。 インから先マイを狙った藤田竜弘(33=静岡)は、攻撃陣のプレッシャーに1Mはやや流れ気味。村越が隙を見逃さず、鋭く差してバック抜け出した。藤田は2着に甘んじた。接戦となった3着争いは中辻博訓(41=福井)が制した。
本人もびっくり仰天の復活出場! 「ROAD TO オールスター」の第4回は、今回最大のブランクとなる、13年ぶり6回目出場の三角哲男(49=東京)を紹介する。マスターズ世代に入っても攻めのスタイルは健在。内枠で人気に応え、外枠で穴提供の魅力を持つベテランに迫る。 13年ぶりの出場が決まった三角は、第一声「なんでおれが出てんだ?」と笑った。しかも、大会常連の菊地孝平と僅差の2630票を集めた。「おれが一番びっくりだよ。一番縁遠いSGだと思ってたから」。 94年7月。当時27歳、SG出場3回目でグラチャン(住之江)を制した。その後も第一線で活躍を続け、東京支部に不可欠な速攻派で鳴らす。前回のオールスター出場は36歳。あれから、えとはひと回りしたが、走る目標は不変。「常にダービー出場。それとクラシック。それを心に刻んでおけば手は抜けない。今節はもう駄目だ、と気が落ちそうなときに自分を奮い立たせら
武田豊樹が、今年2月全日本選抜以来となる平原康多との“関東黄金タッグ”を結成する。 「久々ですね。相手も強いからラインの強さで何とか」と意気込む。和歌山G3での落車以降不振が続いたが、平塚で2勝を挙げるなど復調ムード。自身も「競輪選手である以上、1着はうれしい。感覚もだいぶ戻ってきた」と状態アップを実感中だ。実は、伊東バンクは初登場。「駅から雰囲気が良かった。いいバンクにしたい」と語った。
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