３２期・鈴木圭一郎（２１＝浜松）が、成長力を見せつけている。３月川口の開設記念ＧＰレースで最年少Ｇ１優勝を飾り、５月浜松のＧ１ゴールデンレースもゲットした。１次予選９Ｒは序盤で前の車が重なる厳しい展開で４着となった。「１回車を引いた時に回転が上がらなくなった」。内容的には悪くなく、好調をキープしている。２次予選１２Ｒはデビュー最短＆最年少ＳＧ優勝に向けて反撃に出る。

１予８Ｒの女子レーサー・佐藤摩弥（２４＝川口）は、１０前の西川頼臣を食う好スタートを切って２着に食い込んだ。「スタート最近になく普通に切れた。伊勢崎は夕方になるとエンジンが軽くなるのでセットで合わせる」。今年は成長著しくＧ２初制覇を飾り、後期ランクで初のＳ級昇格を決めた。経験を積み着実にスキルアップしてきた。２予９Ｒは、時間帯に合わせてセット調整する。

群馬県出身の３０期・広瀬勝光（３２＝川口）がオープニングレースを制した。 スタートで同ハンの今田真輔をたたいて逃げ展開に持ち込み、軽快に飛ばして圧勝した。「ひと通りセッティングを行って回転が上がるようになった。初めて使ったタイヤも良かった。自分は冷えた方がいい」。２日目は走路温度が下がる後半の１０Ｒに組まれた。再度好勝負すればＳＧ初優出の夢が膨らむ。

浦田信輔の落車負傷による欠場のため、荒尾聡（３５＝飯塚）が大将格として飯塚勢を引っ張る。 １次予選１０Ｒは３番手スタートから３着に粘り込んだ。「あれだけスタートで車が浮いて３番手ならいい。ドドド（不整振動）が直ったのは大きい。エンジンはいっぱいになっている」。タイヤを交換して、手前から車がいくようにセット調整で修正する。２次予選１０Ｒはスタートに集中する。

打越晶（４８＝福岡）が２日目１２Ｒをまくり差しで快勝。得点率争いは３位と、準優進出戦１枠圏内につける。 舟足にも手応え十分で「回ってからの足がいいし、レース足がいい。伸びも悪くないよ」。３日目は３、１１Ｒの２走で５、６枠。実戦足の良さで外枠克服を目指す。

作野恒（４８＝愛知）がＷエースの１つ、注目の３８号機をゲットした。 前節の鈴木勝博が節一級のパワーを誇るなど、山崎智也のＳＧグラチャン優勝以降、安定した動きを見せている。作野も「伸びはいいよ」と笑顔を浮かべながらも、「自分のテクニックをカバーするために、握った反応を良くしたい。ペラはたたくと思う」と調整の必要性を口にした。初日６Ｒ２枠、１１Ｒ３枠の走りは要注目だ。

最近の益春菜（２９＝川口）は勝ち切れないレースが続き、プチ不振の状態だ。 １次予選１Ｒは同ハン２車をたたいて５番手に付けたが、伸びを欠いて７着に敗れた。「思い切り走るとタイヤが跳ねる」。足周り対策でフレームを交換し、セット調整で全体的な底上げを図る。最終予選に残るには、２次予選３Ｒで１着か、１着を除く上位２位に入ることが条件となる。どこまでマシンを立て直せるか注目だ。

好調キープの小嶋敬二（４６＝石川）が１予９Ｒで一発を放つ。 直前の７月小田原では３連勝で今年初Ｖを決めた。決勝は打鐘すぎにカマしてそのまま逃げ切る好内容。「小田原はよかったね。それからすぐに、富山で中部合宿があって仕上がった」と、出来に胸を張った。 ２泊３日の合宿練習では金子貴志や竹内雄作、深谷知広らとともに乗り込んだ。「深谷なんて上がりが８秒６。若手が簡単に８秒台を出すからびっくり。オレの８秒８がかすんじゃうよ（笑い）」。中部の若手に負けまいと、怪力男が約１年ぶりに挑むＧ１戦で存在感を見せる。

ここ２場所、無難に成績をまとめている吉本卓仁（３２＝福岡）が「練習してないのにねえ…」と意外なコメント。 ６月、地元久留米Ｇ３の不振で、２週間ほど自転車から離れていたという。「乗りたくなるまで練習をやめようと思って…。脚力は落ちたはずなんだけど、前前に踏んでれば結果が出るんです」と苦笑いで話した。ただ、発奮材料もある。１カ月前に次女が生まれて５人家族に。「ラインが長くなったから、頑張らなきゃ」。１予９Ｒはスイッチオンの吉本に注目。

前年の覇者新田祐大（３０＝福島）がファン投票１位で登場する。 「投票してくれた方々に感謝したい。みんな僕らしい走りを見てくれていると思うので、５日間、期待に応えられる走りをしたい」と決意表明した。サマーナイトＦで右足首を捻挫した影響で函館Ｇ３は回避したが「川崎では結果も伴わなかったので治療に専念したが直前には具合も良くなった」と万全をアピール。連覇へ、豪快まくりがさく裂だ。

石野貴之（３４＝大阪）が、Ｗ準優を１、２着として、優勝戦１号艇を手にした。 今節はずっと「普通」と平凡の域を出ず、最後まで評価は変わらなかった。「至って普通です。出ていることはないし、優勝戦の中では一番弱いと思う。後手に回るとやられる。全然、自信ないです」と話す。波乱の決着となるのか、それとも石野が格上の走りで圧倒するか。１２Ｒ優勝戦から目が離せない。

息子の分も、パパは頑張るぜ！　岡部芳幸（４５＝福島）が、新たなモチベーションを得てＧ１戦線に挑む。 今年７月、夏の高校野球岡山大会決勝戦で、玉野光南が判定変更によって逆転を許し、甲子園出場を逃したニュースが話題をさらった。その試合で、玉野光南の外野手として出場していたのが愛息の怜音（れお）君だった。 岡部は「本当に残念！　やっぱり気持ちが切れちゃったみたいだね。でも、親にしてみれば、決勝に行くだけでもすごいこと。高校野球はおもしろいよ。いいモチベーションをもらった」と、苦笑いしつつもナインの活躍をねぎらっていた。 １予１０Ｒでは愛弟子の小松崎大地が目標だ。「Ｇ１では去年の岸和田以来」。弟子の小松崎も「一緒に走れるのは心強いです」と姿勢を正した。今度は父が頂点を目指す番だ。

向所浩二（４３＝兵庫）が初勝利に意欲を燃やす。 ４走して２、２、３、２着。伸びは軽快だが、本人は首を傾げている。「悪くはないんですよ。ただ、優勝戦まで乗ると意識したら、もう少しパンチが欲しいですね。何か違うんですよ」。まだ、調整は固まっていない。３日目は１１Ｒ１枠の１回乗り。時間があるだけに、調整を施して納得の状態に仕上げたい。

永井源（３６＝愛知）の伸びが選手間でも評判だ。 ９Ｒは５コースから３着。レースを終えた選手から「出てるね」と声をかけられ笑みがこぼれた。「伸びはかなりいい。これで調整が合えば、回り足も良くなると思う」と４０号機の伸びしろに期待を寄せる。２日目以降も地元福井勢には手ごわい存在となりそうだ。

篠崎元志（３０＝福岡）がすっきりしない表情を見せた。 「足は普通はありそうだけど、現時点でははっきりしない」と評価を保留した。１１号機は前節は伸びが劣勢だった。初日は１２Ｒドリーム１枠を含む２走だ。「自分のセッティングにして、どこまで変われるか」と前を向く。

海野康志郎（２８＝山口）が、２日目１２Ｒのドリーム戦を制した。 道中、競り勝っての１着に「ペラを大幅に調整して足は良くなっていますね」と機力にも納得だ。３日目は内枠での２走で、このまま勢いに乗りそうだ。

オール埼玉支部勢によるお盆シリーズが、１１日から開幕する。 桐生順平（２９＝埼玉）が、初日メイン１２Ｒ「ＭＡＸ・邦丸賞」の１号艇に座る。地元シリーズ恒例の枠番抽選で「たまたま」引き当てた。手にした５８号機の手応えは中堅程度だったが、「そのまま行けるかな」と体感での悪い印象はなかったそう。周知の通り、スピードは「ＭＡＸ」の存在。一気の逃げで、地元の絶大な人気に応える。

白井英治（３９＝山口）が１１Ｒでフライング。 １０月２５日から福岡で行われるＳＧダービー終了後、３０日間のフライング休みに入るため、１１月２２日から大村で行われるＳＧチャレンジカップには出場できなくなった。

１１０期の在校４位林真奈美（３０＝福岡）が、デビュー３場所目を迎える。 スピードある先行を武器に２場所とも決勝に進出。「まだまだ足りないことばかり」と話すが、初優勝も遠くない。ホームバンクは久留米で師匠は藤田剣次。姉弟子の小林優香や児玉碧衣ととともに汗を流している。「みんな強い人ばかりで勉強になります。少しでも追い付けるように頑張りたい」。 初日は７Ｒに登場。「１戦１戦を大事にして、積極的なレースで強い長沢（彩）さんらに挑みたい」。地元長沢にとって難敵になりそうだ。

全国で頻発する自然災害。その災害から命を守るためには、私たち一人ひとりが日頃からの備えを自主的に行うことが何よりも重要です。家具の固定化や住宅の耐震化などの家の中の安全対策、ハザードマップの確認、食糧・生活用品の備蓄、避難訓練の参加などは、どれも欠かすことができない自助としての取組です。また、発災後も、防災ボランティアとしての活動や地域の一員としての協力など共助の取組が重要になります。いざ発災してから考えるのではなく、共助の心得も日頃から備えておく必要があります。今回は、日頃から備えておくべき、防災の基礎知識について紹介します。

平成２８年８月９日、安倍総理は、安倍総理は、長崎市の平和公園で開催された長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に参列しました。

【キムジューのＦＡ宣言　太いの当てる！！／木村重成】 オートレースＧＰは３年連続して伊勢崎での開催。ということは、近年のこの大会のデータがリンクする可能性が高いと考えられる。 【１Ｒ】オープニングレースは森村亮狙いが面白そう。これまでこの大会は４回走っているが、初日の着順が３、５、２と好走を続け、当地での昨年は１着。「オートＧＰ初日の森村は買い！」だ。ＢＯＸで（４）（１）（３）、（４）（１）（２）、（４）（１）（５）。 【４Ｒ】岩沼靖郎も「この大会は相性がいい」と話す。０３年にＳＧ初優出し、伊勢崎開催初日は一昨年２着、昨年１着と連続連対中。「オートＧＰ初日の岩沼も買い！」だ。（３）（２）、（３）（４）、（３）（６）流し。 【９Ｒ】そして永井大介はＳＧ初Ｖが０８年当地のこの大会で、過去３回の優勝。直近３年連続優出中と相性の良さは特筆もので首位期待。２着も好調鈴木圭へ（１）（８）流し。

【天野保彦のオレに任せろ】 日本一の堅実派、中村雅人（３５＝川口）がグランドスラマーに向け出陣する。ナイターＳＧオートレースグランプリが伊勢崎オート場でいよいよ今日１０日開幕、１４日まで熱戦が展開される。「オレに任せろ」の天野保彦は、初日の注目選手に１２Ｒの中村を指名。昨年のＭＶＰが１着発進を決めると読む。 前検日のロッカーで、中村は黙々と整備に取り組んでいた。「伊勢崎のナイターではドドドが出るので」。フレームのプレート部分を交換。夕練で感触を確かめた。前節の飯塚ナイターＧ１ダイヤモンドレースでは優出６着。「青山（周平＝優勝）、鈴木（圭一郎＝２着）が速かった。ぼくのは普通。あんなもの」。エンジンは合格点の状態だったが、高いレベルを知っているから、現状には満足していない。「エンジンはそんなに良くない。なかなか良くなってくれない」。それでも調整力は折り紙付き。前検日からの６日間で、しっかりと仕

鈴木茂高が連続優出を狙う。 ４日目１０Ｒ、インから逃げて快勝。得点率３位で予選を突破し、Ｗ準優の１、４枠を手にした。今節は「ずっと足がいい」と話すように、初日から軽快な動きを見せている。「多摩川の新エンジンは力が弱いイメージがあったけど、今節は前検日からそれがなかった。（前節で優出した）江戸川より今回の方がエンジンはいい」。３９号機に太鼓判を押す。強力パワーを武器にファイナル進出を目指す。

岡田泰地の動きがシャープだ。 初日特選は後方からひとまくりして、準決は別線を分断して直線一気。ただ１人、連勝で勝ち上がり「練習の成果が出た」と安堵（あんど）の表情を見せた。７月にあっせんが止まり、今回は約６週間ぶりの実戦。前検日は「走ってみてから」と状態をつかみかねていたが、練習の量と質はだてではなかった。「練習メニューは長島（大介）さんに組んでもらっている」と、素直にアドバイスを聞き入れて切れ味をアップした。決勝１０Ｒは、連係する大橋徹から「自分が勝てるように」とお墨付きをもらって総力戦。完全Ｖを決める。

伏兵の村上祐次が６５号機を武器に外枠で３、２着と好発進した。 特に後半８Ｒは、大外６コースから仕掛けて４カド角谷健吾の攻めを誘発。村上は１Ｍでさらに上を握って２着に入った。「エンジンいいです。回り足がいいですね」。前回の平和島（２月）では、のちにＳＧクラシックを優勝（坪井康晴）した良機で準優１号艇に進出した。「あの時は失敗した（５着）。準優に乗って取り返したい」。リベンジに向けて、２日目１１Ｒも結果を出す。

岸和田競輪の日本名輪会カップ第６回ヤマセイ杯は、１７日から３日間行われる。Ｇ１オールスター後で主役不在の混戦シリーズ。中でも中心になるのは、地元期待の大型先行大竹歩だ。布居寛幸の援護で積極的に仕掛けてＳ級初Ｖを目指す。２班ながら中井太祐も差はない。また、上昇長島大介やまくり鋭い黒田淳もダークーホースとなる。

岸和田競輪で「日本名輪会カップＦ１第６回ヤマセイ杯」が８月１７日に開幕します。 「ヤマセイ」とは昭和２０、３０年代に活躍した大阪のスター選手「山本清治さん」（現・日本名輪会会員）の愛称で、名前を冠したレースは毎年白熱の熱戦が繰り広げられます。 ニッカンスポーツ・コムでは、無料予想紙「ＰＤＦ新聞」を配信。松戸オールスターに続き、岸和田でも予想します。レースの前夜から、車券作戦に不可欠な情報を先取りできる、必勝アイテムのＰＤＦ新聞。岸和田競輪をお楽しみの際には、ぜひご利用ください。 ◆ＰＤＦ新聞とは　ニッカンスポーツ・コムが開催日の前夜（ミッドナイト競輪の場合は開催日の未明）から公開している、ＰＤＦファイル形式のＷＥＢ新聞です。担当記者の印（◎○▲☆△）・短評・周回予想が付いた出走表、選手コメント、注目レーサー記事などの情報が満載。全て無料でダウンロード、印刷できます。しかも出走表は全レース、

Ｇ１第５９回オールスターが明日１１日、千葉県・松戸競輪場で開幕する。２日目メーン１１Ｒ「オリオン賞」の想定メンバーは別表の通り。

実力と人気を兼ね備えた競輪トップレーサーの祭典・Ｇ１第５９回オールスターが明日１１日、千葉県・松戸競輪場で開幕します。 ５９回目を迎える大会の歴史において、初の試みとなるお盆開催。秋から真夏へと移った大舞台で、ファン投票１位のディフェンディングチャンピオン新田祐大をはじめとする出場１３５人が、好勝負を繰り広げてくれるでしょう。 また、１２日には「ガールズケイリンコレクション」２０１６年・第３戦が組まれました。ガールズケイリン総選挙（ファン投票）１位の高木真備ら女子の精鋭７人が、男子に負けじと白熱のバトルを展開します。 ニッカンスポーツ・コムでは、オールスターに関する情報だけを集約したスペシャルサイト「オールスター競輪特集」を公開中。日刊スポーツ紙面に掲載された記事、ニュース速報、コラムなどが随時更新され、全て無料で読むことができます。 中でも見逃せないのが、フラワーラインの司令塔として一時

競輪ファンが選んだ人気レーサーの祭典・Ｇ１第５９回オールスターが明日１１日、松戸競輪場で開幕します。１２日にはガールズケイリンコレクションも開催。男子と同じくファン投票で選出された精鋭女子の争いだけに見逃せません。 ニッカンスポーツ・コムでは今日１０日の夜から、ＷＥＢ予想紙「オールスター・ＰＤＦ新聞」を公開し、各開催日の前夜に更新します。担当記者の予想印（◎○▲☆△）・短評・周回予想が付いた出走表、選手コメント、注目レーサー記事など、車券作戦に役立つ情報が満載。全て無料でダウンロードでき、印刷も可能です。 これを使えば、レースの検討材料をいち早く手に入れ、じっくり推理できるという、必見のコンテンツ。的中への近道になること間違いなしです。ぜひ、ご活用ください。 ※ＰＤＦ新聞を表示させるためには、アドビ社の無料ソフト「アドビリーダー」をパソコン、スマートフォンにインストールする必要があります。

【帰ってきた山口国男ガイダンスコーナー】（４） ＜酷暑と隙間風＞ 最後に、真夏の松戸競輪場について触れてみましょう。バンクを囲むスタンド（３～４階建て）には、ほとんど切れ目がありません。スタンドの内側は、盆地のようなものです。３３バンクということもあるし、ほかの競輪場よりも熱がこもりやすい。気温は気象庁発表の数字よりも１０度くらい、場合によってはもっと高いとみるべきでしょう。 スタンドの数カ所に隙間があって、そこから風が入ってきます。けっこうきついのが、１コーナーの隙間から吹く風。つまり最終ホームが向かい風になりますから、先行選手にとってはやっかいで、まくりが決まりやすくなります。松戸バンクは圧倒的に先行有利ですが、最終ホームが向かい風の時は、車券を買う上でも気をつけなければなりません。 ＜夏の得意・不得意を見極める＞ 選手だって人間ですから、夏が平気な人、苦手な人はいます。私はダメでした

Ｇ１第５９回オールスターが明日１１日、千葉県・松戸競輪場で開幕する。初日メーン１１Ｒ「ドリームレース」の想定メンバーは別表の通り。

Ｇ１第５９回オールスターが明日１１日、千葉県・松戸競輪場で開幕する。２日目９Ｒ「ガールズケイリンコレクション」の想定メンバーは別表の通り。