今節は最年長レーサー・篠崎実(67=川口)の善戦ぶりが光った。 SG2冠の古豪は巧みなテクニックを披露して準決に進出した。9Rは最高ハンに引っ張られてH位置が厳しくなった。0メートルオープンで8着だったが、決して内容は悪くなかった。「カムを換えて試走36が出た。エンジンはだいぶ良くなった。この状態なら地元に戻って楽しみだよ」。今後も5月に最年長優勝記録を更新した篠崎の気合十分の走りに注目だ。
今節は最年長レーサー・篠崎実(67=川口)の善戦ぶりが光った。 SG2冠の古豪は巧みなテクニックを披露して準決に進出した。9Rは最高ハンに引っ張られてH位置が厳しくなった。0メートルオープンで8着だったが、決して内容は悪くなかった。「カムを換えて試走36が出た。エンジンはだいぶ良くなった。この状態なら地元に戻って楽しみだよ」。今後も5月に最年長優勝記録を更新した篠崎の気合十分の走りに注目だ。
昨年のMVP・中村雅人(35=川口)は、今年もSG全日本選抜とG2ウィナーズCを制して充実著しい。 準々決勝後に新品クランクとシリンダーを交換する大整備に着手した。準決11Rは5番手から鋭く追い上げ、最後は先行した金子大輔と新井恵匠を力でねじ伏せた。「あれだけ追っていけるし、前が重なっていても行く気になった」。中村はグランドスラム達成を目指してさばき巧者ぶりを発揮する。
高橋貢(45=伊勢崎)は前節伊勢崎で新品クランクに交換して優勝。臨戦態勢は万全だったが、回転が上がらなくて3連続4着と苦戦が続いた。リングを交換した準決8Rは、3位入線だったが繰り上がりで2着となり辛うじて優出した。「試走31が出たほどの動きではない。トルク(力強さ)がないのでじっくり整備を考える」。絶対王者はマシンを立て直し、円熟の巧技を披露してSG21冠目をゲットする。
佐藤摩弥(24=川口)は準決10Rで5着となり、女子初のSGファイナリスト誕生は持ち越しとなった。それでも、今節は10前の選手を食うオート界屈指のスタート力を見せつけて存在感をアピールした。 「うまく2番手につけられたけど…。4走目のタイヤが低くて後半に滑った」。5月にG2川口記念で優勝を飾り、最高ハンで一線級と互角以上に戦って自信を深めたのは間違いない。
室田泰史(46=福井)が3日目後半から3連勝と波に乗る。 機力も連日の調整作業が奏功して納得の状態に仕上がった。「伸び寄りだけど、バランスが取れてる。普通より上。スリットの雰囲気もいいですよ」と成果をアピールする。準優の出番は10R。フライング1本持ちだが、自慢の速攻力で優出をつかみ取る。
菊地孝平(37=静岡)が、8Rで2コースまくりを決めて快勝。 ここまで3戦2勝2着1回としっかり結果を残しているが、笑顔はない。「中の上ぐらいにはなっているけど、大したことないですよ。もっと良くしないと駄目」と仕上がりには納得していない。エンジンの数字を考えれば出ていると思うが、本人の求めるレベルは当然ながら高い。調整に励んで、貪欲に足の上積みを求めていく。
シャイニングスター賞が11Rで行われ、深谷知広(26=愛知)が快勝した。 単騎の新田祐大が正攻法に出て、これを原田研太朗-岩津裕介、平原康多-武田豊樹、深谷-竹内雄作と追走。三谷竜生-村上義弘が青板過ぎに踏み上げると、合わせて深谷-竹内が上昇し、赤板を三谷-村上、深谷-竹内の順で通過した。 ペースを上げない三谷を打鐘で深谷-竹内が一気にたたいて先行。その後ろは三谷-村上、平原-武田、新田となった。8番手の原田が最終ホームから、5番手の平原がバックからまくったが不発。深谷が鮮やかに逃げ切った。 マークの竹内が2着。3着も三谷の流れ込みだった。 2車単(9)(7)は2610円、3連単(9)(7)(6)は3万7630円。 (注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)
【帰ってきた山口国男ガイダンスコーナー】(7) オリオン賞は本命・竹内雄作の逃げ切りで、3連単2480円を的中させました。後ろで競っていた金子貴志と大塚健一郎が落車して、原田研太朗に番手に入られる厳しい場面をしのいだ竹内は立派です。裏目を食らったドリームレースの憂さ晴らしが出来たし、この調子でどんどん当てていきますよ。 今日も松戸競輪場は晴天、ほぼ無風とコンディションは絶好。1Rからもつれた展開が多く、まくりがよく決まっていますね。それでも筋の決着が多いところは松戸らしい。これらの序盤戦を参考に、メイン予想へいきましょう。 ◆11R・シャイニングスター賞 全員が準決へ進めるレースというのは、誰が逃げてもおかしくない。私も大垣ダービー(82年)のゴールデンレーサー賞で、先行選手ではないのに、後ろに吉井秀仁-山口健治-阿部良二の3人を連れて逃げたことがあります。そういう点で展開は読みづらいとこ
松戸競輪場「ガイダンスコーナー」の講師を務めていた、元トップレーサー・山口国男氏のメインレース予想を毎日、速報しています。 当日の天候、競走の展開や決まり手といった新鮮な情報をフル活用して車券を検討し、推奨する買い目と根拠を、発走間近に公開。前日までの要素しか取り入れることができない新聞とは一線を画し、WEBの強みを生かした「ライブ予想」です。 初日ドリームレースは惜しくも裏目でしたが、2日目オリオン賞は3連単2480円を的中。今日3日目シャイニングスター賞で連勝を狙います。どうぞ、ご注目ください。 ◆山口国男(やまぐち・くにお)1950年(昭25)8月11日生まれ。東京都荒川区出身。日本競輪学校24期生、松戸をホームバンクとする東京登録選手として67年にデビュー。特別競輪(現G1)優勝こそ果たせなかったが、72年・高松宮杯と73年・競輪祭で決勝3着に入るなど、トップレーサーとして一時代を
【キムジューのFA宣言 太いの当てる!!/木村重成】 優勝戦が0メートルオープン戦で争われる場合、枠番選択方法は準決の1着グループの中で優先順位上位選手より枠番選択順位の抽選を行い、次いで2着グループの優先順位上位選手が枠番選択順位の抽選をする。準優勝戦を戦うにあたってセミファイナルをまずは1着で通過することは、そのまま優勝戦で4番目以内に枠番を選択できる権利が得られるということ。優勝戦でレース展開を有利に運ぶためにも準決1着争いが過酷な戦いになる。 【9R】この大会の出場優先順位1位が昨年大会の覇者、浜野。2位が青山。この2人が同じレースに組まれた。両者がともに1着を狙った、激しい首位争いとなりそうだ。(4)=(8)-(6)(7)(8)。 【10R】そして出場優先順位3位が鈴木圭。3枠とスタート出やすい位置から一気にまくって首位奪取。(3)-(8)(5)(2)-(8)(5)(2)(7)。
【天野保彦のオレに任せろ】 鈴木圭一郎(21=浜松)が、史上最年少、デビュー最短でのSG制覇へ突き進む。成長著しい若武者は3日目9Rで4着。スキルアップした整備力で、機力上昇へ全力投球する。10月からは浜松1位にランクされ、ハンドルさばきは一段と向上。「オレに任せろ」の天野保彦は、4日目10R準決で◎に期待する。10月からS級の佐藤摩弥が、2、1、1着の好成績で準決進出を決めた。 鈴木圭は準々決勝9Rで懸命に前団を追った。枠番抽せんで引いたのは、不利な8枠。4着止まりの結果となったものの、悲観はしていない。「エンジンは悪くない。ただ、軽い感じがするし、持っていきがない」と現状を分析。現状でも合格点レベルにはあるが、優勝戦でも通用する仕上げに全力投球する。 ヘッド周りの調整で上積みがなかったことから、13日の朝練後に下周りに着手する。「メタルを交換し、ほかも考える」と上昇への青写真を話した。
岸和田競輪「F1ヤマセイ杯」(17日開幕)はイベントが盛り沢山だ。19日の最終日には女性アカペラグループ 「Queen’s Tears Honey(クイーンズティアーズハニー)」が登場、ライブステージでザ・ピーナッツなど50~60年代の昭和歌謡やジャズのスタンダードナンバーを披露する。5レース終了後、9レース終了後と11レース終了後の表彰式を演出する。 なお、岸和田競輪サイト内の特設ページで、コメントとコーラスによるヤマセイ杯PR動画(http://youtu.be/lEV2CtuRfI0)を配信している。
【検車場ドキュメント】 ◆11時55分 バンク内でガールズケイリンコレクションの選手紹介が行われ、高木真備が「成長した姿を見てもらいたい」と抱負を語った。 ◆13時0分 児玉碧衣と石井寛子、奥井迪が並んでローラー練習。 ◆13時40分 出走しない山崎芳仁が「練習したいがローラー台が空かない」と、手持ちぶさたで検車場を歩く。 ◆14時44分 7Rで伏見俊昭が1着。8Rでは井上昌己が3着。アテネ五輪銀メダルの2人がそろって2予進出を決めた。 ◆16時40分 オリオン賞は竹内雄作が逃げ切り。番手にはまって2着の原田研太朗は「竹内さんはすごい踏み直し」と舌を巻く。 ◆16時45分 園田匠はオリオン賞4着で2予回りとなり「3着なら…。もったいない。ただ、状態はいい」と強気なコメント。 ◆16時50分 シャイニングスター賞の共同会見が始まる。トップバッターの平原康多は「自転車との違和感が消えた」。 ◆
【今日の全全・スペシャル】 ゴールドラッシュは2日目でちょっと夏休み…。だけど今日は、その分も張り切っちゃうよ。検車場でいいネタを拾ってきたよ! ◆4R 3連単(5)全全 川村が3車で人気となりそうだけど、後方不発の内容は「大不安」だ。ならば穴党は松谷から。カマす中部勢追走から、まくり一発で穴党歓喜! ◆7R 3連単(9)全全 園田に託す! 2予に繰り上がった根田が地元3車で先行するが、番手石井が地元ワンツーに固執すると、まくる井上に乗って園田が直線一気。2、3着はゴール前激戦で好配当! ◆10R 3連単(7)全全 穴党なら勝負だ! 自在戦の浅井は前場所の弥彦G3決勝で意表を突く先行逃げ切り。浅井のコメントを分析すると中部勢3車の先頭で先行策が浮上。早めに逃げれば、3番手で足をためる山内がゴール前で突き抜ける!
ガールズケイリンコレクションはファン投票1位の高木真備(21=東京)が初制覇した。 やり続けてきたことは無駄ではなかった。師匠の笠原一人氏(引退)や高木隆弘ら練習仲間、男道を掲げる加瀬加奈子からも「今しかできないんだから、どんどん先行しろ」と言われて実践してきた。 最初のうちは逃げつぶれて大敗。敢闘門に引き揚げて、悔しさに涙する繰り返しだった。「もう、心が折れそうになったことが何回もあった」(高木)。それがどうだ。今では打鐘から逃げ切り、息も切らさずインタビューに向かうほど地力を付けた。 レースは鐘前発進の奥井迪後位にすんなりはまる絶好の展開。後続の仕掛けに合わせて番手まくりを決めた。これまでの大レースでは作戦は「先行」と決めてきたが、今回は封印。狙い通り、勝つ競走を演じた。 ファン投票1位に応えての制覇。人気と実力を備えた高木が「進化した自分を見てもらいたい」と、地元・立川で行われるガー
【村上正洋・ムラムラ車券】 自力有利の33バンク。それでも、あえて追い込み選手を狙う。 ◆5R 吉田の先行力が上位だが、渡辺の反撃は必至だ。そのとき、古性は中団は確保しているはず。突っ込む小倉から好配を。2車単(5)=(1)、(5)=(3)、(5)=(7)。 ◆6R ここは渡辺。地元戦に向けて仕上げた山中を目標に差し足を発揮。特選で競りをいとわなかったことも気合の表れだ。2車単(2)(7)、(2)(3)、(2)(5)、(2)(6)。 ◆7R 石井が人気を集めそう。しかし、井上に乗る園田に食指が動く。2車単(9)(3)、(9)(1)、(9)(7)、(9)(2)。
【11R:シャイニングスター賞・推理】 単騎でも新田のスーパーダッシュに期待する。中部勢は深谷が久々に竹内の前回り。初日の先行に自信を深めたはずで、村上に任された三谷との先行争いは必至だ。最後は新田のまくりが決まる。相手ラインは平原-武田とみて、番手の武田を対抗視する。さばきが巧みな村上の前残りが穴目。まくり一発を秘める原田の絡みも妙味がある。 ◆シャイニングスター賞・こう戦う 武田 初日は軽かったし余裕もあった。再度平原へ。 村上 開催前の練習ですごく強かった三谷に任す。 新田 足はまあまあの状態。単騎でも力を出し切る。 原田 体は軽かった。強い人ばかりだが、考えて自力。 平原 自転車をいじってうまくいった。自力勝負。 三谷 きつかったが押し切れたので。自分の競走。 竹内 自分のタイミングで仕掛けられた。深谷君に任せます。 岩津 再度原田君の番手へ。 深谷 初日の感触はあまり良くなかった
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