山田英明(33=佐賀)がリベンジに燃える。準決10Rを中団からまくって快勝したが、初日特選は逃げて6着に終わっているだけに「出来は悪くないと思う。ただ、G1を意識するならば、初日は逃げて3、4着には粘らないと駄目だった。決勝は初日にまくられた木暮(安由)君にリベンジしたい」ときっぱり。意地の仕掛けに注目だ。
新地雅洋(53=大阪)が元気いっぱいだ。8Rは5コースから果敢にまくって2勝目。得点率7位に浮上した。「ペラが合ってくれたね。レースでは伸びが良かったし、かかってから前に押した」と良機72号機の力を引き出して、笑みがこぼれた。4日目は4、8Rの2走。特に8Rは得点率トップタイの中沢和志との直接対決。好パワーの激突に注目だ。
いつの間にか好位にいて連に絡むのが東口純(22=石川)の持ち味だ。 初日7Rはスタートから児玉碧衣の番手を確保、最後まで付き切って2着に入った。「本当ならあそこまですんなり付いていけてるから差せればいいんですけど、児玉さん、強いから」とちょっぴり悔しさを見せた。「お客さんからは、お前は2着固定だから買いやすいっていわれるんです」と苦笑いだ。予2・7Rも児玉と同乗。「またいい位置を狙っていきます」。位置取り確かな東口の立ち回りに注目だ。
藤岡俊介(33=兵庫)が2コースまくりを決め、今年3回目の優勝を飾った。 コンマ04のトップスタートで、同じ兵庫のイン安田政彦を沈めて抜け出した。「安田さんが少し伸び返してきたけど、1Mは行くしかないと思った。本体をやっていい足になっていた」と話した。2着に井上大輔、3着に安田が入った。
高橋勲(48=東京)が12R選抜は2号艇から戦う。 20日まで江戸川ボート「大江戸賞」を走っていて、中1日での参戦。 その江戸川では4日目前半まで準優好枠をゲットできるペースで得点を稼いでいたが、4日目11Rで1周1M転覆。選手責任も取られ準優進出はできなかった。「体は大丈夫だよ。今節は、そのリベンジだね」と燃えている。 前検は台風9号接近の影響でタイム測定、スタート練習すべて中止。引いた35号機は複勝率こそ33・3%ながら「整備士さんが『いいエンジンですよ』と言ってくれた」。素性の悪くないエンジンだ。初日は7R1号艇、12Rは2号艇の内枠2走。ここで弾みをつけて、優出へ向けいい流れを取り戻したい。
G3開催中の小田原競輪3日目は、台風9号接近による悪天候のため中止、23日に順延となった。 武田豊樹、稲垣裕之、吉田敏洋らは宿舎で完全休養に充てたが、園田匠や郡司浩平らはローラーで軽く汗を流すなど、それぞれ自分なりの調整で台風の1日を過ごしていた。 107期の吉田拓矢(21=茨城)にとっては順延やレースのない1日を過ごすのは初体験。この日は朝9時に検車場に移動しローラー練習で体を動かすと、自転車やシューズのセッティングを確認するなど、マイペースな1日を過ごしていた。吉田は「落車明けなので休養は大きいと思うし、休めた方がいいと思っていた。午前中にいろいろ済ませたら午後はゆっくりしようと思います」と笑顔で話した。
優勝戦は赤坂俊輔(33=長崎)が、インからきっちり逃げ切り今年2回目、尼崎では3回目の優勝を決めた。 差して続いた渡辺雄一郎(30=大阪)をバック4番手から猛烈に追い上げた鈴木茂高(36=愛知)が、2M逆転して2着を確保。折下寛法(42=東京)が渡辺に競り勝ち3着入線となった。
22日の多摩川は、台風9号の影響で強風が吹き荒れた。 水面が海のように波立ち、前検練習は23日の初日の朝に延期された。 「日本一の静水面」のキャッチフレーズで有名な水面がうそのような、荒れた景色だった。
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カウントダウン連載「ROAD TO メモリアル」の最終回は、大会の「なるほどデータ」です。今年で62回目を迎える伝統あるレース、ボート界のレジェンドたちが顔をそろえるドリーム戦にスポットを当ててみました。 <1>最多出場 今大会出場選手中、最多はレジェンド今村豊の30回目。2位が王者・松井繁で23回目。3位の浜野谷憲吾は20回目だが、実に初出場から20年連続という快挙。浜野谷の連続出場記録は今大会最多でもある。 <2>ドリーム戦の松井 初日12Rドリーム戦1号艇に乗る松井は、10年連続16回目のドリーム戦出場。松井ほどの実力者が、メモリアルの優勝がないのが不思議。ちなみに準Vは3度ある。 <3>瓜生もすごい 瓜生正義もドリーム戦に通算9回目の出場。09年丸亀大会からドリーム戦着順が<2><2><1><2><1><2>と6回連続2連対中。11年福岡、12年桐生と大会連覇も果たしている。 <4
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