ガールズ予2・1R、太田りゆ(23=埼玉)が中川諒子の先まくりを見ながら、あっさりとその上をまくり切った。「気温が低い分だけ動きは重くて、仕掛けも遅れた」と反省するが、ゆとりを持って1着を取りにいった印象だ。 初日は男子顔負けの上がり12秒1の1番時計をマーク。「まずは1着を取ることが大事ですから」と、自分の役割をわきまえた走りだった。決勝6Rも圧倒的なパワーでVをつかみ取る。
大竹歩(31=大阪)がトーナメント制でのS級初優勝に意欲を見せた。準決11Rは豪快なカマシで池田憲昭とのマッチレースに持ち込んだかに見えたが、宿口陽一のまくりを浴びて3着。すると、首をかしげて引き揚げてきた。 大竹は「今までなら準決で逃げて決勝に乗れたら満足していたけど、今日は不思議とモヤモヤが残っている。こんなことは珍しいです。これは自分がレベルアップしたということだと思う」。前回平塚G3で開催されたブロックセブンを制し、プロフィル欄にはS級初優勝として記録された。ただ「あれは別物だと思っている」と、あくまで欲しいのはF1以上のレースでの優勝。「足は悪くないので修正して、先輩たちにアドバイスを聞きたい」と先を見据えていた。
地元の石川哲秀(41=大阪)が連勝をマークした。1Rは逃げ切り。8Rは3コースからブン回して1Mを抜け出した。 「いろいろ調整してうまくいった。足は中堅上位はある」と、手応えを口にした。74号機は複勝率36・2%、近況目立った実績はないが、上り調子のエンジンだ。2日目の出番は3R5枠と9R4枠。果敢に仕掛け、一気にシリーズの主導権を握るか。
深谷知博(29=静岡)が最低限のノルマを果たした。 準優10R、2周1Mで斎藤達希を逆転して2着で優出。ピットに引き揚げて「ついてましたね」と安堵(あんど)した。今節は本体整備を何度も施した。それでも、まだ納得にはほど遠く、作業の手は緩められない。「現状は中堅もないし、回ってからの足を良くしたい」。最後の最後まであきらめずにエンジンと向き合い、大一番へと臨む。
小坂宗司(36=大阪)が2日目から3連勝。5戦オール連対で優勝戦1号艇をゲットした。 今回は「誰が勝ってもデビュー初優勝!」開催。念願のポールポジションを得た。小坂は前走地の戸田でも1号艇で優出したが、烏野賢太に差され2着。この反省を今回に思い切りぶつける。 「戸田では優勝戦で気圧が高まってエンジンを仕上げきれなかった。しっかり(Vを)取れるよう、気合を入れていかないと」。同じ失敗をしないためにも「気象条件をみて調整します」と最後の最後までエンジンと向き合い、納得のいく仕上がりにして優勝戦を迎える。 「出足とか良くて、回ってからの足がいい」と33号機の手応えも十分。12回目のファイナルで念願の初Vを決める。
「第28回ジャパンカップ」S級決勝が12Rで行われ、島川将貴(23=徳島)が優勝した。 周回は桐山敬太郎-大塚玲-萩原孝之、島川-松岡孝高、岸川哲也、金子哲大-内藤宣彦、広田敦士の順。赤板で前に出た岸川を、すかさず金子-内藤が押さえて先行態勢に入った。これを岸川、桐山-大塚-萩原、広田と追走。島川-松岡は後方に置かれたが、最終ホーム手前でスパートし、一気に巻き返した。 逃げる金子を島川-松岡がバックでまくり切り、桐山-大塚-萩原は松岡の後位へスイッチ。4角で桐山にインを突かれた松岡は伸びず、島川が押し切った。 直線で外から追い込んだ萩原が2着。松岡は3着に終わった。 2車単(2)(1)は8930円、3連単(2)(1)(6)は6万2340円。 (注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)
初開催「ワールドエボリューショントーナメント」の決勝が11Rで行われ、シェーン・パーキンス(30=オーストラリア)が完全Vを飾った。 佐藤友和がスタートを取り、その後ろは赤板を過ぎて早坂秀悟、稲毛健太、小嶋敬二、トマシュ・バベク、パーキンス、戸田洋平の順。打鐘から巻き返したバベクが主導権を取り、これをパーキンス、戸田と追走した。 中団から早坂が最終2角まくりに出たが不発。粘るバベクを直線でパーキンスが差し切った。 これで10月の小田原・決勝から10連勝、3場所連続の完全V。日本での優勝は09年の初来日から通算40回目となった。 バベクが逃げ残って2着。戸田が流れ込んで3着を確保した。 2車単(6)(5)は250円、3連単(6)(5)(3)は3330円。 (注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)
2日目まで1、2着を並べながらも「全部が普通の足」と慎重な姿勢を崩さなかった羽野直也(22=福岡)。 だが、3、1着の3日目には「スリットの足がいい。1マークの舟の返りもよかった。もう少し出せそうな雰囲気もあります」と上昇ムードを漂わせている。得点率もトップを守ってV候補が本格化してきた。
「ROAD TO チャレンジカップ」の注目選手、G2レディースチャレンジカップ編は山川美由紀(51=香川)を取り上げる。今年3月に行われた新設G2宮島レディースオールスターの初代女王に輝いた。舞台となる下関水面は好相性でG2連覇に挑む。 女子最多勝利を更新し続ける山川は下関でも17回優出、4回Vの高い実績を誇る。「乗りにくいと思ったことがあまりない。海水が好きなんだけど、中でも瀬戸内はやっぱりいいです」。地元の香川・丸亀と同じイメージで戦えるのはプラス材料だ。 今年3月に新しい女子G2として始まったレディースオールスターを制した。その舞台も瀬戸内の宮島だった。優勝賞金の効果でクイーンズクライマックス出場もほぼ当確だ。ここ数年、ボーダー付近で苦しんできたことを思えば、今年は賞金のことを考えずリラックスしてレディースチャレンジカップに臨める。 ナイターになった下関は、今年5月に1度走り優出4着
渡部悟が4戦オール3連対で得点率8・25の6位につけた。 2日目を振り返り「特に5R(2着)は展開一本です。足はスリットからの行き足、伸びが弱い」と37号機の現状を語る。「少し回ってない感じはあるので9R(3着)を終わってから違う方向でペラをたたきました。それで足の変化があれば…」と思案顔。優出ボーダーを8・00に想定すると、9Rは2着条件。1号艇から逃げてファイナル進出を決めたい。
今泉和則が予選オール3連対で、2位通過した。 下降機と目された13号機だが「聞いていたほど悪いエンジンじゃなくてホッとしました。ターン手前や押しはもう少し欲しいけど、直線は普通あります」。未勝利は気がかりだが「いつもの桐生より加速感があるので、スタートを合わせ気味になってる」。これが原因のようだが、今泉と言えば切れ味鋭いスタートが持ち味。準優10Rは1枠を主張して本来の踏み込みで魅了する。
地上波放送「BOAT RACE ライブ」のMC陣が、今最もアツいボートレースの情報をお届けしていく「BOAT RACE BEAT」。今回は永島知洋が担当させていただきます! さて皆さん、年末のグランプリを飾る面々もそろそろ出そろってきましたが…ここでまだ気は抜けないんです。なぜなら「SG第20回チャレンジカップ/G2レディースチャレンジカップ」がボートレース下関で開催されるからですよ! チャレンジカップといえば何よりラストの勝負駆け! これに尽きますよね。グランプリ当確のレーサーは1つでも順位を上に、ボーダーライン上のレーサーは一発逆転を狙う最大のチャンス! 一方、賞金ランキングが非常に僅差となることが多い女子レーサーは、このレディースチャレンジカップでどう戦うかによって順位が激しく変動するはず! 熾烈(しれつ)な戦いに期待が膨らみまくります! 今年絶好調で波に乗っている峰竜太選手にはもち
【工藤浩伸・買口一番】 ◆4R 橋本の機力が着実に上向いている。チルト0・5で臨んだ4日目10Rは大外の不利もあり、6着大敗。それでも「道中で競ることができたし、悪い足とは思っていません」と言い切る。的確に1Mをさばいて抜け出す。(3)(1)、(3)(2)、(3)(6)流しの計12点。 ◆7R 高山の鼻息が荒い。予選は大敗が目立ったが、明らかに成績以上の手応えを誇る。「足で気になるところはないし、乗りやすさもあります」。3コースから握る磯部の仕掛けに乗って冷静に展開をとらえる。(4)(3)、(4)(1)、(4)(6)流しの計12点。
ニッカンスポーツ・コムは、初の「ワールドエボリューショントーナメント」が組み込まれた伊東競輪F1ジャパンカップ(17~19日)において、PDFファイル形式の無料WEB予想紙「ニッカンPDF新聞」を配信しています。 今日は、いよいよ最終日。ワールドエボリューショントーナメント、ジャパンカップのS級、A級と、それぞれ決勝が行われます。お見逃しなく。 ニッカンPDF新聞には、担当記者の予想印(◎○▲☆△)・短評・周回予想が付いた出走メンバー表(G1開催の紙面に掲載しているものと同じ大型サイズ)、選手コメント、そしてニュースや話題の記事など、車券作戦に役立つ情報が満載です。全て無料でダウンロードでき、印刷も可能ですから手放せません。 レースの検討材料をいち早く手に入れ、じっくり推理できるという必見のコンテンツ、ニッカンPDF新聞。ぜひ、ご活用ください。 ※ニッカンPDF新聞は、ページ上部メニューボ
いよいよクライマックス! 初開催「ワールドエボリューショントーナメント」は11Rで決勝を行う。 注目の的は、完全優勝を狙うシェーン・パーキンス(30=オーストラリア)だ。前場所・平塚F1で、外国人レーサー初の通算取得賞金1億円の達成とともに5連続V。余勢を駆る今シリーズも、番手からの追い込み、外並走からのまくりで予選連勝と、手がつけられない。 対抗するトマシュ・バベク(30=チェコ)は、初日こそ後方で不発の4着だったが、2日目はきっちり修正。突っ張り先行から貫禄の逃げ切りを決めた。世界の豪脚を見せつけている2人の間に、佐藤友和、早坂秀悟らの日本勢は割って入れるか。 メイン12Rの「第28回ジャパンカップ」S級決勝には、地元南関地区から萩原孝之、桐山敬太郎、大塚玲の3人が勝ち上がった。動けるタイプが多く、見応え十分な攻防が期待される。 ※各レースの出走メンバーや予想印等の詳細は、現在配信中の
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