プロ野球の実行委員会が1日、東京都内で開かれ、グラウンド上で対戦相手と親睦的な態度を取ることを禁じている野球規則を順守し、談笑や私語を慎むよう、全選手に通達することを決めた。セ・リーグが同日の理事会で決め、実行委に提案した。 試合前の練習中の談笑や一塁走者と一塁手の私語などは、リーグ規定や野球規則に禁止事項として明記されているが、半ば慣習化している。大相撲では八百長問題が起きているだけに、横浜の笹川博史球団取締役は「(大相撲のことは)きっかけにはなる。プロ野球に八百長はないが、誤解を受けないように」と話した。【鈴木篤志、安田光高】