トップ > 福井 > 7月9日の記事一覧 > 記事 【福井】 敦賀火力発電所の石炭灰処分場拡大へ Tweet mixiチェック 2013年7月9日 石炭を燃料とする北陸電力敦賀火力発電所。左下にあるのが容量拡大を計画する最終処分場=敦賀市泉で(同社提供) 原子力発電所の長期停止で、北陸電力敦賀火力発電所(敦賀市泉)のフル稼働が続きごみとして排出される石炭灰が増加しているため、同社は発電所内の最終処分場の容量を四・五倍に拡大する。 敦賀火力発電所の稼働率は約八割だったが、東京電力福島第一原発事故後はほぼ100%になった。これに伴い、発電所から出る石炭灰は、二〇一〇年度の二十五万立方メートルから、一二年度は三十一万立方メートルと一・二倍に増えた。 石炭灰の大半はセメント原料になり、残りは有料で販売したり最終処分場で埋め立て処分したりしてきた。しかし、セメント会社が引き取る量にも限度があり、自