ナチス・ドイツのシンボルの鉄十字とかぎ十字が描かれた旗をつくる女性労働者(1936年撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / FRANCE PRESSE VOIR 【8月10日 AFP】ドイツのゲーム業界の倫理審査機関は9日、パソコンゲームや家庭用ゲームで「かぎ十字」などのナチス・ドイツ(Nazi)のシンボルの使用が許可される可能性があることを発表した。 ドイツでは、ナチスと戦うゲーム「ウルフェンシュタイン(Wolfenstein)」シリーズをめぐり、激しい議論が巻き起こっていた。同国ではナチスのかぎ十字を含む「憲法に反する」シンボルの描写を一切禁止しており、このゲームはドイツ刑法に抵触すると批判を浴びた。 このため続編の「ウルフェンシュタインII(Wolfenstein II)」では、アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)の画像から口ひげが消され、ナチス・ドイツの国旗に描か