前職、まだ私が「オフィス」と「デスクトップパソコン」で仕事をしていたときのこと。 一つの大きな悩みのタネがあった。 それは、「集中しているときに話しかけてくる人」と「電話してくる人」だ。 私はとにかく、この2つが苦手だった。 理由はシンプルで、「作業を中断しなければならない」からだ。 「作業を中断するくらい」という方もいるかも知れないが、私にとってそれは重大な問題だった。 なにせ、作業を一度中断すると、また再度「没頭する」までにとても時間がかかるからだ。 実際、中断をはさみながら作業をするのと、中断なく仕事をするのとでは、賞味の時間だけをカウントしても、前者のほうが2倍から3倍、多く時間を要した。 これは決して大げさな話ではない。 マネジメントの祖であるピーター・ドラッカーも著書の中で「時間は、大きなまとまりにする必要がある。小さなまとまりでは、いかに合計が多くとも役に立たない。」と述べて