日本医師会の圧力 東京歯科大学市川総合病院の寺嶋毅教授は、 「新型コロナのワクチン接種で、副反応が生じる可能性はたしかにあります」 と言うが、その内容は、 「ファイザー社製は20万分の1、モデルナ社製は36万分の1の確率で、急性アレルギー反応“アナフィラキシー”を起こすと報告されています。ただ、これは一般のワクチンでも100万分の1の確率で起きていることです。また、ファイザー社製も、接種開始直後の10万分の1が、いまは20万分の1にまで減った。今後、100万分の1という数字に近づく可能性もあると思います」 具体的な副反応についても説明してもらおう。 「大別して3種類が想定されます。(1)が接種から30分程度で起こる副反応、(2)が1~2日で起こる副反応、(3)が長期的に起こる副反応です。(1)はアナフィラキシーショックと迷走神経反射が挙げられます。迷走神経は身体をリラックスさせる自律神経。