なんだか三題噺みたいだが、最近目についた以下の3つには共通する問題がある気がする。 尼崎の連続変死事件 遠隔操作ウイルスによる犯行予告なりすまし事件での「やってない容疑の自白」 ブラック企業(参照) 要するに「人はどういう状況に陥ると他人の言いなりになってしまうのか」という問題だ。 わたしは、尼崎の事件の報道にも使われた「洗脳」という言葉には、昔から違和感がある。 この言葉は、オウム真理教のようなカルト宗教団体がらみの事件や、X JAPANのToshiが自己啓発セミナーにはまった件やらオセロ中島と占い師の件やらにも使われたが、なんだか「洗脳する側」が何か異常なカリスマ性や技術を持ってるかのようなイメージがある。 だが、こういうと矛盾のように聞こえるが、洗脳された人間は当人の自発的意志で動いている。つまり、そうしなければならない、と思い込むように仕向けられているのだ。 うろ覚えだが、たしか『