米国防総省は7日、黒海上空で米軍偵察機から3メートル先の至近距離までロシア戦闘機が接近したと発表した。「危険でプロらしくない」と批判している。これに対してロシア国防省は、米軍機がロシア領空に接近しつつあり、スホイ27(Su-27)のパイロットは国際法に則り行動したと反論している。 国防総省報道官のジェフ・デイビス大佐は、米海軍機P8ポセイドンが公空内で飛行していたところ、ロシア軍機が危険な行動をとったと述べ、「こうした行為は不要に緊張の度合いを高め、計算違いや事故につながる恐れがある」と警告した。