朝鮮半島での軍事的緊張が高まったことを受け、東京都内にある核シェルター型ホテルが提供する「絶対生存プラン」に人気が集まっている。北朝鮮による核実験が懸念されるようになった今年初めから現在まで全室満室の状態が続く。 絶対生存プランを提供するのは、東京都千代田区の核シェルター型ホテル「シェルターイン東京」。核戦争が直前に迫ったキューバ危機をきっかけに、1964年に作られたこの老舗ホテルの地上部分にはフロントしかなく、25室ある客室は全て地下90メートルに掘られた地下室だ。 冷戦終結後は、シェルター体験ができるアミューズメント型宿泊施設として利用されていたが、朝鮮半島情勢が緊迫し始めた今年に入って「避難したい」という問い合わせが相次いだことから、急きょ改修工事を行い、2月から「絶対生存プラン」の提供を始めた。「核の炎に包まれても生存保証100%」をうたったことから、月250万円という宿泊料にもか