先週都内で開催されたプログラミングイベント「Scratch Day 2016 in Tokyo」の鼎談に登壇して、「校内で誰もプログラミング授業をやらないんだったら、自分がやってみせてでもスタートさせる」と豪語していた、小金井市立前原小学校の松田 孝校長が26日、本当に自分で授業をやるというので見学してきた。 はじめてプログラミングを体験した子どもたちは大喜び、来週以降自分で授業をやらなければならない6年の担任教師たちは真剣に、校長の授業に参加していた。 松田校長は前任の多摩市立愛和小学校で2015年度に15時間のプログラミング授業を実施した実績がある。もちろん、実際の授業者は教師や校外の協力者ではあったが、どの学年にどのツールを使うかなど、細かなことまですべて自分で計画して行っていた。公立小学校の全学年の教科でプログラミング教育を行ったのは、おそらく全国初の試みだろう。 もちろん政府が小