祖父はオセロが好きだ。だが、とても弱いため僕に勝ったことが無い。 昨日突然倒れた祖父の見舞いに行ってなぜかそんな事を思い出した。 祖父が僕と遊ぶために牛乳瓶のふたで作ってくれた赤白のオセロ。 有利な盤面に上機嫌になり鼻歌を歌いながら祖父を追い詰める幼少の僕「お、孫君が鼻歌を歌うということはいい手がみつかったんやな!」と祖父。 僕は鼻歌の音量を上げ、「どうだ!」といわんばかりの顔で角のマスにコマを置く。すべては僕が祖父の癖を見破って編み出した必勝法のおかげだった。 二人のオセロブームは半年程度だったと思うけど、その必勝法は単純だし毎回使っていた方法なので、20年経った今でも完璧に覚えている。そしてその必勝法を思い出しながら今ごろになって気が付いたことがあり、久しぶりにオセロがしたくなった。 明日は祖父の好きなオセロを買って勝負しに行こうと思う。 父と母と祖母が、僕と祖父に何か隠し事をしている
昨日は九大で講義。清水さんとの応報で学生にこのブログは知れ渡っていたようだ。で、懇親会の話題は10年泥。例のイベントに登壇した学生もいた。やはり「10年は泥のように」と聞いて、その場にいた学生の空気はかなり変わったらしい。修士2年でSIerを中心に内定を取れているが、みんな10年泥と聞いて気が重いらしい。IT業界に興味を持って欲しいにしても明るい話はないし、あれじゃ逆効果だよねと盛り上がった。 実質的な活動,つまり講義を受けたり,研究室で実験したり,論文を書いたりといった活動をしているのは,なんと「学部は2年半,大学院は半年」だそうです。原因はもちろん,就職活動です。 IPAや西垣氏に悪気はないんだろうけど、自覚のないところが救い難いんだろうな。結局、悪いのは大企業による新卒一括採用なんだよね。そういう会社に入ったら覚悟する必要はあるよね、IT業界にはそうじゃない会社もいっぱいあるから探し
essaの無闇なオプソ勢力(に含めて良いでしょ)礼賛には食いついてみたくなる私。1) iPhoneの日本での影響力が未知数 2) 「そんな無理してiPhone欲しくない」なんて云える訳がない →本稿の指摘はあまり意味が無い。 私が無闇なオープンソース礼賛、無闇なジョブズ礼賛であることは認めますが、アップルがオープンだというイメージはあまりないです。 MacはよくできたUnixマシンではあっても、オープンソースに貢献している部分はあまりないし、アップルのビジネスは回りを強くコントロールすることに本質があると見ています。 むしろ、ドコモとアップルは似てると思います。ひとことで言えば、どちらも取引先を「パートナー」でなく「出入り業者」と見てる。 コンテンツ提供者にしろハードベンダーにしろ、独立した人格として直接ユーザに見える顔を持つことを好まない、あくまでユーザに対する顔を持つのは自分たちだけだ
前エントリーで触れたように、この7月に『草食系男子の恋愛学』という本を出すのだが、その関連で、いろいろネットを調べている。まず、驚いたのは、gooの「「検索で知るコトバ」週間ランキング」に、「草食男子」が4位で入っているということである。 (http://ranking.goo.ne.jp/ranking/001/keyweek_kenkoto/ 6月7日現在) 4月にNONNOで特集され、5月にはMiniで記事になったからということだろう。が、なかなかみなさん敏感に反応するワードであるようだ。 「草食男子」について最近いろいろな女性と話をすることが多いが、女性たちの反応は非常に鋭敏である。いちばん多い反応は、「そうそう、そういう男の子、最近身近に増えたように思う!」というもの。その次は、(ちいさな声で)「実は、私はそういう子のほうが好き」というもの。どうも、男は肉食系で力強く、しっかりし
人の輪の中に入れない。 好きな人に話しかける勇気がない。 「自分をアピールしたいのに、なかなかできない」という悩みを抱えている人も多いと思います。 テレビを見れば、個性的なタレントたちが、少しでもほかの人より目立とうとして、あの手この手の主張合戦を繰り広げています。 就職活動のマニュアル本を開けば、「いかに自分を売り込むか」の戦略がこと細かに論じられています。 そういうものを見るにつけ、自分をアピールすることが苦手な人は、「誰にも相手にしてもらえないのではないか」「自分だけ取り残されてしまうのではないか」という不安を感じてしまうのではないでしょうか。 しかし、「自分をアピールすること」「目立つこと」が、それほど重要でしょうか。 たしかに、営業の仕事などでは、積極的に商品を売り込んでいく必要があります。しかし、「儲けがうまい」ということは、人間の価値とは関係ありません。 成績がト
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