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2008年8月14日のブックマーク (12件)

  • 小レポートの書かせ方

    限られた授業時間内に限られた事柄を伝えようとしているときに、話の枠組みの外から素朴な感想をポツンと漏らされても、教師としては如何ともし難いもの。講師準備室へ遊びに来てくれたなら、雑談の相手をする用意はあるのだけれど。 「かわいそう」問題(福耳さん) 大学の講義では、毎回最後に100~400字程度の感想文を、出席票代わりに提出させることが多い。その扱いは人それぞれで、アシスタントの学生に出欠チェックさせてゴミ箱へポイ、という話も聞いたことがある。そうかと思えば、感想文を講義の理解度チェック票として、ていねいに読む先生もいる。 感想文を書く学生もまたいろいろ。何も考えず「眠い」「つまらない」「板書の字が汚い」などと書く学生もいる。じつはこれ、私のこと。多くの先生は無反応だったけど、とうとう某先生が「感想文に、飽き飽きした、などと書く信じられない学生がいるので、これからは小レポートと呼び名を変え

  • 新宿地下にこの山あり - 書評 - 新宿最後の小さなお店ベルク : 404 Blog Not Found

    2008年08月08日01:30 カテゴリ書評/画評/品評Art 新宿地下にこの山あり - 書評 - 新宿最後の小さなお店ベルク 出版社より献御礼。 新宿最後の 小さなお店 ベルク 井野朋也 読んですぐに書評したくなったが、「実際に味見してみるまでは自重」ということで、日、いや、日をまたいだので昨日に行ってみたのだが、書で紹介されている以上に素晴らしい店だった。これで自信をもってお勧め出来る。 すごいよ、この。 でも、お店はもっとすごいよ! 書「新宿最後の小さなお店ベルク」は、新宿東口の地下にある15坪の小さなお店、ベルクの店長およびスタッフによる、細腕ならぬ細店繁盛記。ほんと、細いのだこの店。 しかし、「骨太の方針」とは、この店にあるような言葉だ。 目次 - blues interactionsより まえがき 日一の立地にあるインディペンデントな飲店 1章 どこにもないファ

    新宿地下にこの山あり - 書評 - 新宿最後の小さなお店ベルク : 404 Blog Not Found
  • 板書は時間の無駄じゃない

    1. 無駄だらけの現代授業を最適化しよう 私塾で新しい方法を試したい、とのことなので、ぜひやってみてほしい。 ただ、個人的には、経験上、成功の見込みは低いと予想してます。 大学ではそんな授業もありました だいたいこちらの記事に賛成なんだけど、端的にいって、60分、90分で凡人が学べることには限りがある。効率を上げると、すぐに限界を超えてしまう。講師が授業中に板書できる程度のことしか、生徒には伝わらない。言い過ぎました。正しくは、板書した程度のことすら、半分も伝わらない。それが現実なんですよ。 こつこつ板書する。ちまちまノートに書き写す。1回の授業で学んだことって、これだけ? そう。だけど、小テストをしてみてよ。100点を取れる生徒なんて、ほんの僅かしかいないんだから。 2. 自信満々で新しい試みに取り組むのはいいことですが、成果の評価は客観的に行ってください。 まず、その成績で授業の出来を

  • 不勉強な教師たち

    凡人が考えても仕方ない。 大学の先生方は、自分で大真面目に考えて、「デジタル・コンテンツ・ビジネス」などというレポート課題を出しているのだ。 コピペレポート問題について多くの大学教職員が自分で考えて意見を述べているが、大同小異だ。初歩的な教育技術の知見を欠いた意見が目立つ。あるいはせめて、もう少していねいな観察があればよいものを。 「自分で考える」の虚しさを、自ら暴露しているのである。自分の知らぬことは、とりあえず調べる、とりあえず半信半疑でよいから真似してみる。「考える」なんて、それからでいい。講義が仕事なのに、講義の仕方を勉強しない、そういう給料泥棒みたいな人が多過ぎる。 「コピペレポート対策」でググると私の記事が2番目に出てくる。1件くらい「やってみました」という報告があってもよさそうなものだ。 教師の自省を必要としない「コピペを見破る方法」「コピペを発見した場合の注意の仕方」などに

  • キャンプのパラドックス - michikaifu’s diary

    アメリカ人はキャンプが大好き。でも、我が家は、私も亭主も日人で、キャンプには縁がなく育ってきており、キャンプというとテントとか用具を揃えて・・・と考えるだけで面倒になってしまうクチなので、これまでアメリカに住んでいてもほとんどキャンプをしたことがなかった。しかし、子供が、学校でアメリカ版の林間学校のようなものをやったり、お友達に誘われて一緒にキャンプしたりするうち、キャンプ大好きになってしまい、どうしても行きたいというので、この週末は「ミニ・キャンプ」に行ってきた。 なんせ面倒がりの親なので、ヨセミテとか格的に遠くまで行くのは面倒ということで、コスタノアという、ハーフムーン・ベイとサンタクルーズの間にある、海岸沿いの小さいキャンプ地、我が家から車でせいぜい1時間もあれば行ける場所だ。とはいっても、そのあたりは有名な「ハイウェイ1号線」沿いの絶景の地であり、ゆるやかな丘が海に迫った、人里

    キャンプのパラドックス - michikaifu’s diary
  • グーグルにNO!と言えるニッポン - アンカテ

    Google の中の人への手紙 (日のストリートビューが気持ち悪いと思うワケ) - higuchi.com blog でもね、この日でのストリートビューは、僕は生理的にダメ。ここまで無邪気に踏み込んではいけないと思うのです。 きっと、セルリアンタワーの中の人も同じように感じていると信じて、なぜこれがダメなのか、海の向こうの人にも分かりやすいように説明を試みますんで、聞いてください。で、リエゾンとして、正しいローカライズについて、きちんと向こうの人を説得してくれるとうれしいです。 私自身は正直言って、この感覚にはピンと来ない所もあります。でも、おそらく、そういう自分の感覚は、日人の標準とは相当ずれてるんだろうなと思ってます。 でも、感覚が違うならそれをちゃんと説明すべきだと思っていた所で、このエントリを目にしました。そこで、すぐに Global Voices のサルツバーグさんにメール

    グーグルにNO!と言えるニッポン - アンカテ
  • FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE:特集/ラスプーチンと呼ばれた男 佐藤優の地球を斬る/北方領土ビジネスを駆逐せよ

    □北方領土ビジネスを駆逐せよ ■年間12億円の予算をい物に 7月30日、筆者は根室商工会議所青年部「創陽クラブ」(河村重敏会長)の招きで根室を訪れ、講演を行った。「創陽クラブ」の創立20周年を記念する講演だ(講演料は受け取らず、往復の航空運賃も筆者が負担しているので、国家公務員倫理法による贈与の問題は生じない)。2003年10月に東京拘置所から保釈された後、根室の友人たちから何度も「講演に来てほしい」「根室の様子を見てほしい」と誘われたが、丁寧にお断りしてきた。根室で筆者が講演を行えば、外務省を刺激し、現実的北方四島返還運動を展開する根室の友人たちに迷惑をかけることになると心配したからである。外務省ロシア課長が交代し、状況が変化したので根室入りすることにした。 北方領土返還運動については、内閣府と外務省から年間12億円の予算がついている。この予算をい物にする北方領土ビジネスが存在

  • http://openblog.meblog.biz/article/1209160.html

  • 大学教員の日常・非日常:教科書を指定してほしい

    クビにされそうだった大学教員です。現役大学生とか、これから大学生になる人とか、大学生の親になる人向けのつもりで。 面白かったときにブログランキング【ココ】を押してもらうと、中の人が喜びます。 「フラスコ先生、後期の教科書どうしますか?」 生協からお伺いがきました。 フラスコは教科書を指定していないので、どうしますか?と言われても、どうしようもありません。 「去年は、試験前にいきなり○○ばっかり注文が入ったんですよ。今年も、仕入れておいていいですかね?」 そんなの知りませんよ。 今年の学生も、試験前に○○を買うとは限らないじゃないですか。 去年の学生が○○を買ったのは、質問にきた学生が「教科書をどれ買ったらいいかわからない」というので、どの部分か苦手がきいてやり、苦手な部分の説明が丁寧な教科書を何冊か見せてやり、その学生が○○を選んだら、「先生が推薦していた!」という怪情報がとびかった結果、

  • ムスビ近況報告

    最近さらに巨大化しているムスビ。現在7.75キロ、17ポンドなり。もともと骨格の小さいゆえ、飼い主の人格が疑われるサイズになってきています。 しかし、これでも努力しているのだよ。 今、家を改築中で借家住まいなんですが、引越し先では外に出していない、というのも肥満化を促進しているかと。 引越し時、ダイエット中で、獣医に言われたとおりドライフードをやめ、ウェットフードオンリーにしていた。しかし、驚いたことにはドライフードが大好き。どう見てもウェットフードの方がおいしそうな気がするのだが、ドライフードを出せ、と鳴くこと鳴くこと鳴くこと。 ドライフードは炭水化物が多いので、がドライフードを欲しがるのは人間が甘いモノをべたがるようなもの、と誰かが言っていたが当でしょうか。 いずれにせよ、とにかくドライフード。しばらくしたら、少しやせた(7.4キロ→7.2キロ、くらい)。 しかし、から

    ムスビ近況報告
  • 【夏休みの自由研究】「品格本」リストを作ってみた - YAMDAS現更新履歴

    ちょうど一年前そろそろ『「品格」の品格』という総括が出るんじゃないかと書いたのだが、その後も品格は続々と刊行されており、とてもじゃないが網羅できる状態ではないようだ。 せっかくの夏休みなので、藤原正彦の『国家の品格』以降に刊行された「品格」を大体刊行順にまとめてみた。 条件はメインタイトルが『○○○の品格』の形式のものだが、タイトルが長すぎるものは一部外した。重複があったらすまん。 男の品格―気高く、そして潔く 日人の品格 仕事の品格 (講談社+α文庫) 日人の品格―新渡戸稲造の「武士道」に学ぶ (PHP文庫) おやじの品格 総理の品格 (ぶんか社文庫) 総理の品格―官邸秘書官が見た歴代宰相の素顔 大統領の品格 男と女の品格―ことばは「カッコよく」使いたい 女性の品格 (PHP新書) 医学・医療の品格 (薬事日報新書 (24)) 政治の品格―石橋湛山と遠山正瑛に学ぶ ハケンの品

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  • 毎日新聞のWaiWai問題考 - extra innings

    親戚に毎日新聞の記者がいたせいもあって、私の実家は長らく毎日新聞を購読してきた。 紙の他に、サンデー毎日も販売店から購読し、私が小学生の頃は毎日小学生新聞も購読していたのだから、わりあいヘビーな毎日ユーザーだったと言っていいだろう。 今回、WaiWai の変態報道の事件が浮上し、毎日首脳部があたふたとしているのを見て、私はむしろ不思議だった。 かつてはヘビーな毎日ユーザーだった者としては、そんなことはむかしからやっているじゃないか、と思う。 WaiWai にしても、毎日の英文webサイトがそのようなことをしていると私が知ったのは、少なくとも4年くらいは前だと思う。 海外在住の邦人から、このようなものがあるのだけど、と教えられ、ほお、そうかと思った。2ちゃんねるで調べてみたら、既に多くの人たちが問題を指摘し、抗議もしていた。 今年になって、この事態をようやく毎日首脳が知ったのだとしたら、報

    毎日新聞のWaiWai問題考 - extra innings