週末なんで、今日は予告したまま放置してあった「日本の痴漢(2)」をお送りします。 要は、「無数の痴漢との出会いを通じて、痴漢の行動原則を見抜いた」という話ですね。1)痴漢ターゲティング原則、2)痴漢逆とび原則、については、前編の日本の痴漢(1)をご覧あれ。 3)痴漢並行原則 痴漢は平行に並んでくる。 人間は、どんなに混んだ電車であっても、必ず周囲の人と角度をつけて立とうとするものだ。ごくまれに、肋骨が折れるほど混んだ電車で、思わず平行になっちゃうという災難はあるけれど、通常は、たとえ背中同士が向かい合う形であっても、ちょっと角度を変えてぴったり体がくっつかないようにするものである。 ところが、痴漢は必ず平行になるのだ。別に後ろからだけとは限らない。斜め前に、私と向きは同じで平行に立ち、後ろ手で触ってくるヤツもいた。(さすがに完全に正面から向き合う形で触られたことはないが。) それから、 「