Togetter:「テクストの読み方」という能力 大変面白い。後半の発言がわかりやすいので転載 これは、@tricken さんの「自然言語に見える人工言語」という言い方を換骨奪胎して言うと、人文学において「文献を読む」ということは、その文献を「人工言語」として受けとり、そこに現れる語彙や文法の「独自用法」に注意すべきなのに、多くの人はそうはしていない。 そういうふうに、本来はそこに現れる「独自用法」に細心の注意をもって挑むべき文献でも、それが(うわべは)慣れ親しんだ言語で書いてあると、読めばいちおうは読めてしまう。でも、この「いちおうは読めてしまう」というのが、不幸のはじまりだったりする。 話が拡散しそうなので、ここいらでまとめよう。人が、ものを読むときに陥りやすい「罠」は、次の2点。1) 十全な意味で「読めていない」はずのものを「読めている」と思ってしまうこと。2) ある一定の共通解釈を