忙しいとか言い訳して読書をサボっているのはどうかと思い再び文庫本を鞄に入れて、暇を見つけては読むようにしようと思い立ったところ。 「起業と倒産の失敗学」は失敗学の畑村洋太郎が分析した倒産理由10種に当てはまるベンチャー企業ついて創業から倒産にいたるまでの経緯を簡潔にまとめたもので、章1つ1つが短く短い時間に読めるのがよかった。本書を手にとったのは、聞いたことのある企業が数社(コンパイル、北の家族)載っていたため。潰れる理由っていろいろあってつくづく社長業ってのは大変だなと思う。 志高く堅実に経営していても外部要因から体力不足でお陀仏になってしまう企業、今回の震災とかもそうですが、なんだろうな、やりきれないです。やりきれないですが、それが現実なんですよね…。 個人でそういう不幸イベントのダメージを減らすためにも、共働きにしておくとか、会社に所属しなくても食べていけるスキルを身につけるとかして