泡盛古酒の県外出荷拡大へ Tweet 各酒蔵所の泡盛を貯蔵する琉球泡盛古酒の郷のタンク=27日、うるま市の特別自由貿易地域 [画像を拡大] 経済 2013年3月28日 09時59分(9時間13分前に更新) 琉球泡盛の酒造所から原酒を集荷して長期貯蔵する協同組合「琉球泡盛古酒の郷」(松田亮理事長)の関連施設がうるま市の特別自由貿易地域内に完成し27日、落成式が開かれた。買い取りか預かりで年間250キロリットルを集荷し、10年を基本に貯蔵、熟成。業界全体で古酒を中心とした県外出荷の拡大に備える。酒造所ごとの取り組みでは限界がある長期貯蔵を可能にし、売れ行きが伸びないときの買い取りで業界を支える担保機能も担う。松田理事長は「泡盛業界の20、30年先を見据えた今後の諸施策の核になる事業」と語った。 琉球泡盛古酒の郷は敷地面積6400平方メートルで、1期工事で貯蔵庫と管理棟、駐車場が完成した。貯蔵庫