洗濯槽にはびこった黒カビ退治のすさまじい効果が動画によって拡散され、一躍有名になった過炭酸ナトリウム。 使用後は炭酸ソーダと酸素、水という無害な物質に分解。「混ぜるな危険」の心配無し。生分解不要。環境への負荷が低い。それなのに殺菌漂白剤として優秀。至れり尽くせりです。 しかし、他のナチュラルクリーニング洗剤と同じく、過炭酸ナトリウムも使い方を間違えると洗浄力ががくんと落ちます。特に、混ぜないで欲しいのは「界面活性剤」です。 過炭酸ナトリウムと界面活性剤は相性が悪い 洗濯槽クリーナー 過炭酸ナトリウムが主原料の洗濯槽クリーナーの中には、界面活性剤を配合して大量の泡を発生させて高い洗浄力をアピールするタイプがあります。 しかし、洗濯槽の汚れやカビを落とすのは過炭酸ナトリウムから発生する活性酸素(殺菌漂白成分)です。発泡は活性酸素が働いた結果に過ぎません。それを、泡が立つほど良く落ちると勘違いし
![混ぜないで! 過炭酸ナトリウムと界面活性剤 ~泡と消える過炭酸パワー~](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9e2c7b88d648b3e73c21e9974901b14549fec0ce/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.live-science.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2009%2F11%2FCH1312100.jpg)