タグ

ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (22)

  • ネアンデルタール人が鎮痛剤、歯石分析で検出 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    ベルギーで発見されたネアンデルタール人の顎の化石。その歯石の遺伝学的分析から、古代人の生活に関する手がかりが得られた。(PHOTOGRAPH BY ROYAL BELGIAN INSTITUTE OF NATURE SCIENCES) ネアンデルタール人が歯石予防用の歯磨き粉を使っていなかったのは幸いだった。 歯垢が石灰化した歯石は、私たちにとっては厄介者だが、人類の進化の過程を研究する微生物学者にとっては宝の山である。ベルギーとスペインで発見された3体のネアンデルタール人の化石に付着していた歯石から研究者たちが動物と植物と細菌のDNAを抽出し、その分析結果を3月8日に科学誌『ネイチャー』オンライン版にて発表した。論文によると、彼らがべていた動物や植物のDNAのほかに微生物のDNAも含まれていて、彼らがどのように暮らし、どのような病気になっていたかについて、驚くほど多くの情報が明らかに

    ネアンデルタール人が鎮痛剤、歯石分析で検出 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • 特集:初期人類の少女の化石発見 2006年11月号 ナショナルジオグラフィック NATIONAL GEOGRAPHIC.JP

    進化の傑作 記事の筆者と写真家が、取材現場から報告する「最高の経験」、「最悪の体験」、そして「最も風変わりな思い出」。 進化論の生みの親チャールズ・ダーウィンには、気がかりなことがあった。生物の体に備わった複雑な構造の数々を、進化論でうまく説明できるだろうか。たとえば目ができた仕組みはどう説明できるのか。1860年に友人に宛てた手紙で、彼はこう書いた。「目について考えると、今でも冷や汗がでる」 光をとらえる目の精緻な機能、巧みに動く腕の構造、花や羽の凝ったデザイン、体内で何兆個もの細胞が協調する仕組み……。このような生物の複雑な機能や構造は、どうやって生まれたのだろうか。現代の生物学は、徐々にその謎に迫りつつある。 基的な答えはすでにわかっている。進化によって生まれたということだ。「進化の基概念は実に美しく、簡潔です」と、40年にわたり細菌の鞭毛を研究してきた米ハーバード大学のハワード