冬になったら常夏の海外に出発 Getty Images/Fotobank撮影 最近ロシア人の間で人気なのが、自分の暮らすマンションを人に貸して、その資金で海外に行くこと。冬の間だけの一時滞在の人もいれば、移住する人もいる。海外に渡航した人に話を聞いた。 ダリヤ・スタヴィツカヤさん、通訳 私はモスクワが大好きだから、どこかに移ろうなんて思っていなかった。だけど一度にいろいろなことがあって、海外に行くことになった。何よりも健康問題。髪が真っ白になりそうになった癌診断を含めた、いくつかの正しくない診断が、状況を深刻化させた。 仕事をやめ、代替医療があり、生活費の安い国に移住することを決意。あとは海のない場所も条件だった。海のある場所にはあまり合流したくないカテゴリーのロシアの旅行者がいるから。そうなるとゴア(インド)とタイはまず選択肢から外れる。ブラジルの中心部へも特に惹かれなかった。1ヶ月の家
微炭酸発酵飲料クワスの話 ヴィターリ・ザグメンヌイ/ロシア通信 暑い夏、冷たく泡立ったクワスをゴクゴク飲むほど至福の時はない。ロシアの伝統的な微炭酸発酵飲料クワスには、おもしろい話がある。 国民的な飲み物 クワスの歴史は長く、996年の年代記に登場する。キリスト教に改宗した民衆には、ウラジーミル1世の命令に従い、「料理、蜂蜜、クワス」がふるまわれた。泡立った爽快な飲み物を、称号や地位にかかわらず、老若男女すべてが愛した。ツァーリの大邸宅、修道院、百姓家、兵舎、市場、社交界と、どこでもクワスは出てきた。クワスは囚人の食事にも必ずついてきた。 15世紀初めまでには、甘口、酸味、ミント、レーズン入り、濃厚、クワス・シチー、香味、一晩発酵、白、オクロシカ用、ワサビ(ウラル)入り、貴族用、アロマ、キビ、トウガラシ入り、梨など、500種類以上あった。19世紀末、煮梨クワスは住民の間で一番人気があった
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